中学三年 第1回 『学習の診断分析』(英語編)
2022年度第1回 学習の診断分析
【今回の診断】
英語は例年同じパターンで問題が出ます。もちろん「得意な問題」「不得意な問題」出てくると思います。とはいえ、残り計6回の診断テストを解いていくことになります。「不得意だから諦める」問題を「不得意だけど頑張ったら解ける」問題へと変えていきましょう。
1問でも多く解いて、1点でも多く取っていくことが診断テスト、更には入試では大切になります。
まずは各問題の解き方を掴んでいきましょう。
問1 リスニング問題
イラストから選んだり、選択肢の英文が短かったり、簡単そうに見えますが油断は禁物です。点数を取るコツは事前の準備です。イラストの情報や各選択肢の訳をザっと書くことができます。
例えばBの(3)であれば、ア.映画行く イ.テニスする ウ.読書する エ.ばあちゃん家行く ぐらいの訳で大丈夫です。
同じ文でも、目で見るのと耳から入って来るのでは難易度が格段に上がります。普段から英語を耳から入れて耳を慣らしておきましょう。
問2 共通問題
例年問2は同じパターンで問題が出ます。解き方を掴めば点を取ることが出来る問題が多いです。
(1)のアクセント問題のために、普段から単語を口に出して練習しておきましょう。日本語読みと英語読みでアクセントの位置が異なる単語には要注意です。
例年であれば、ここに発音問題も出されます。今後出てくるかどうかは定かではありませんが、いずれにせよ「単語を口に出して発音する」習慣を付けておきましょう。
問3 選択問題
(1) 本と映画のどちらが面白いかを訪ねています。長い形容詞にはmoreが必要です。
(2) 要注意問題です。if以降は未来のことも現在形で書きます。
(3) 「学校の近くにたくさんの公園がありました。」複数形かつ過去形という条件をクリアしているウが正解です。
(4) 全てのセリフに目を通しましょう。Aの質問に対してBは「オーストラリアで撮った」と答えています。つまり「どこで撮ったのか」と聞いたことが分かります。
(5) Aは駅からB宅までの行き方を聞いています。Bは「我が家はそれの隣だ」と言っているので、ウが正解になります。
セリフが増えたら要注意です。最後の一言で正解が決まる場合もあります。早とちりでミスしないように。
問4 対話文完成問題
(1) 「そばよりもうどんが好きだ」をlike A better than Bで表現します。
(2) 「大阪に何度行ったことがあるか」を現在完了形で書きます。have been toは覚えておくと便利な表現です。
(3) 「50分で解くのは自分にとって簡単ではなかった」をit for toで書きます。wasn’tにするのを忘れずに。
(4) 「香川先生がそうするように僕たちに言いました」をtell 人 toで書きます。昨日の話なのでtellをtoldにするのを忘れないように。
(5) 「30分ぐらい君を探していたよ」を現在完了進行形で書きます。完了形又は完了進行形は常に頭に置いておきましょう。wait → have waited → have been waitingと、動詞の数を増やすことのできる便利な表現です。( )の数が合わない時にはこうやって調整しましょう。
動詞が解答になる場合は、常に時制と人称を意識しましょう。動詞そのものが分かっていても、これがクリアできていないと、せっかくの答えが間違いになってしまいます。
問5 並び替え問題
(1) Have you ever heardを一息で書きましょう。疑問文は大体同じ語順です。
(2) 受動態の文章です。主語が「古い家」なので、These old housesにします。
(3) 助動詞canを用いた文を作り、そこにas well asをつなげます。
(4) 現在完了形の文です。alreadyはhasと過去分詞の間に入ります。
(5) 接続詞thatを含む文です。2つの文を作ってthatでつなげます。
文の基本は「主語+動詞」です。まずはこの2つを見つけて文の土台を据えましょう。
問6 資料読み取り問題
(1) レッサーパンダの写真を撮りたいのであれば、参加すべきではないツアーを選びます。スケジュールの中で△マークが入っていないものが正解になります。
(2) ラフな訳を取ります。ア. このイベントを6時間楽しめる。 イ. 11時前にレストランで食事できる。 ウ. どのツアーでも3種類の動物を楽しめる。 エ. 動物園に到着後ツアーを決めることが出来る。
時間は1:00~2:30、レストランの開店は11時から、6月3日の金曜日までにメールを送るように、という情報がそれぞれ読み取れたでしょうか。正解はウになります。
問7 英作問題
“書ける内容で書く”、これが鉄則です。“自分の学校生活のお気に入りが英語で書くけなくてあきらめた”ではなく、書けそうな学校生活を選んでください。
色々な表現を持っておくことは大切です。もし今回書けなかったとしても、模範解答を見て、どういう文章が解答になるのか掴んでおいてください。また1つのテーマに1つの文章というわけでもありません。時制や名詞を少し調整することで別のテーマに合った文章になることもあります。
問8 長文問題
解く際に役立つポイントを説明します。
① 冒頭の日本語文を読み登場人物と場面をつかむ。今回は健人とインドからの留学生サティシュの会話です。ここで状況を掴んで、落ち着いて本文を読み進めていきましょう。
② 単語の注釈に目を留める。今回は15個の単語の意味が書かれていました。かなりの数ですね。料理、言語、計算のネタが展開されるのでは、と内容を予想することもできます。
③ 解く問題を見定める。(1)や(5)のような記号問題や、(2)のような1語で答えられる問題はねらい目です。これらを全部解けば、13点中9点を取ることが出来ます。解答時間がほとんど残っていない状況ならば、特にこういう問題の解答に注力しましょう。
実は入試問題はほぼ長文です。長文問題へのアプローチを早めに作って、問題にトライしていってください。
【今回の診断】
英語は例年同じパターンで問題が出ます。もちろん「得意な問題」「不得意な問題」出てくると思います。とはいえ、残り計6回の診断テストを解いていくことになります。「不得意だから諦める」問題を「不得意だけど頑張ったら解ける」問題へと変えていきましょう。
1問でも多く解いて、1点でも多く取っていくことが診断テスト、更には入試では大切になります。
まずは各問題の解き方を掴んでいきましょう。
問1 リスニング問題
イラストから選んだり、選択肢の英文が短かったり、簡単そうに見えますが油断は禁物です。点数を取るコツは事前の準備です。イラストの情報や各選択肢の訳をザっと書くことができます。
例えばBの(3)であれば、ア.映画行く イ.テニスする ウ.読書する エ.ばあちゃん家行く ぐらいの訳で大丈夫です。
同じ文でも、目で見るのと耳から入って来るのでは難易度が格段に上がります。普段から英語を耳から入れて耳を慣らしておきましょう。
問2 共通問題
例年問2は同じパターンで問題が出ます。解き方を掴めば点を取ることが出来る問題が多いです。
(1)のアクセント問題のために、普段から単語を口に出して練習しておきましょう。日本語読みと英語読みでアクセントの位置が異なる単語には要注意です。
例年であれば、ここに発音問題も出されます。今後出てくるかどうかは定かではありませんが、いずれにせよ「単語を口に出して発音する」習慣を付けておきましょう。
問3 選択問題
(1) 本と映画のどちらが面白いかを訪ねています。長い形容詞にはmoreが必要です。
(2) 要注意問題です。if以降は未来のことも現在形で書きます。
(3) 「学校の近くにたくさんの公園がありました。」複数形かつ過去形という条件をクリアしているウが正解です。
(4) 全てのセリフに目を通しましょう。Aの質問に対してBは「オーストラリアで撮った」と答えています。つまり「どこで撮ったのか」と聞いたことが分かります。
(5) Aは駅からB宅までの行き方を聞いています。Bは「我が家はそれの隣だ」と言っているので、ウが正解になります。
セリフが増えたら要注意です。最後の一言で正解が決まる場合もあります。早とちりでミスしないように。
問4 対話文完成問題
(1) 「そばよりもうどんが好きだ」をlike A better than Bで表現します。
(2) 「大阪に何度行ったことがあるか」を現在完了形で書きます。have been toは覚えておくと便利な表現です。
(3) 「50分で解くのは自分にとって簡単ではなかった」をit for toで書きます。wasn’tにするのを忘れずに。
(4) 「香川先生がそうするように僕たちに言いました」をtell 人 toで書きます。昨日の話なのでtellをtoldにするのを忘れないように。
(5) 「30分ぐらい君を探していたよ」を現在完了進行形で書きます。完了形又は完了進行形は常に頭に置いておきましょう。wait → have waited → have been waitingと、動詞の数を増やすことのできる便利な表現です。( )の数が合わない時にはこうやって調整しましょう。
動詞が解答になる場合は、常に時制と人称を意識しましょう。動詞そのものが分かっていても、これがクリアできていないと、せっかくの答えが間違いになってしまいます。
問5 並び替え問題
(1) Have you ever heardを一息で書きましょう。疑問文は大体同じ語順です。
(2) 受動態の文章です。主語が「古い家」なので、These old housesにします。
(3) 助動詞canを用いた文を作り、そこにas well asをつなげます。
(4) 現在完了形の文です。alreadyはhasと過去分詞の間に入ります。
(5) 接続詞thatを含む文です。2つの文を作ってthatでつなげます。
文の基本は「主語+動詞」です。まずはこの2つを見つけて文の土台を据えましょう。
問6 資料読み取り問題
(1) レッサーパンダの写真を撮りたいのであれば、参加すべきではないツアーを選びます。スケジュールの中で△マークが入っていないものが正解になります。
(2) ラフな訳を取ります。ア. このイベントを6時間楽しめる。 イ. 11時前にレストランで食事できる。 ウ. どのツアーでも3種類の動物を楽しめる。 エ. 動物園に到着後ツアーを決めることが出来る。
時間は1:00~2:30、レストランの開店は11時から、6月3日の金曜日までにメールを送るように、という情報がそれぞれ読み取れたでしょうか。正解はウになります。
問7 英作問題
“書ける内容で書く”、これが鉄則です。“自分の学校生活のお気に入りが英語で書くけなくてあきらめた”ではなく、書けそうな学校生活を選んでください。
色々な表現を持っておくことは大切です。もし今回書けなかったとしても、模範解答を見て、どういう文章が解答になるのか掴んでおいてください。また1つのテーマに1つの文章というわけでもありません。時制や名詞を少し調整することで別のテーマに合った文章になることもあります。
問8 長文問題
解く際に役立つポイントを説明します。
① 冒頭の日本語文を読み登場人物と場面をつかむ。今回は健人とインドからの留学生サティシュの会話です。ここで状況を掴んで、落ち着いて本文を読み進めていきましょう。
② 単語の注釈に目を留める。今回は15個の単語の意味が書かれていました。かなりの数ですね。料理、言語、計算のネタが展開されるのでは、と内容を予想することもできます。
③ 解く問題を見定める。(1)や(5)のような記号問題や、(2)のような1語で答えられる問題はねらい目です。これらを全部解けば、13点中9点を取ることが出来ます。解答時間がほとんど残っていない状況ならば、特にこういう問題の解答に注力しましょう。
実は入試問題はほぼ長文です。長文問題へのアプローチを早めに作って、問題にトライしていってください。
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