苦手教科を克服するはずが・・
ある高校生の話です。
中学から英語は得意で、学習の診断では常に50点満点中40点以上をキ―プしていました。皆様ご存知の市内の進学校に入学しました。
高校生になると、英語は文法や英文解釈、語彙など内容がかなり高度になります。それでもなんとか持ち前の能力で乗り越えようとしました。
ところが、2年生の夏休みぐらいに、担任の方からこのように言われたそうです。もちろん担任の方は、学生によかれと思い話をしたのだと思います。
『英語はこのままでいいのだけれど、数学をもう少しがんばらないといかん!英語に充てる時間を少し数学に充ててみれば』と言われたそうです。
そして、次の定期テストがやってきました。
大幅に英語の学習量を減らして、苦手な数学に大量に時間を投入しました。しかし、時間だけが過ぎていき、まったくと言っていいほど数学の成績は向上しませんでした。
当たり前のことなのですが、苦手な強化というのは勉強方法が分からないから苦手なのです。
やり方を学ばずにどれだけ時間を投入しても成績はあがりません。そればかりか、英語の学習時間がほとんど取れなくなり、得意だった英語の成績も下降してしまいました。
この学生は素直に先生の忠告に従ったつもりですが、担任の先生の意図に反し、成績不振に陥ってしまいました。
その時の成績はクラスで後ろから数えて2、3番目になってしまいました。
そこで理数館にご相談に来られたわけですが、なんとかして得意教科だけでも元に戻してほしいと言われました。そのために、まずは得意だった英語がなぜわからなくなったのかということを分析しました。
文法、英文解釈(英語構文)などの参考書の詳しい説明の授業はあまり学校ではないらしくてよく理解できていませんでした。この学校の学力テストは、試験範囲が単に決められて、自主学習を前提として出題されているので、学生はホント苦労しています。
そこで当塾では詳しく、文法事項を解説する授業をすることにしました。その後は定期テスト対策のプランニングを行ったり、一人でできない学校向けの提出物(いわゆる宿題)を優先させた授業を一貫して行いました。
家庭学習のみならず、塾内で学習する時間もとり、あれもこれも学習しなければいけないとあせる学生を精神的に安定させるようにさせました。
そして、以前のように教科毎の勉強時間のバランスを崩さないように時間配分を一緒に考えてあげたり、長期的な受験対策を考えながら学習を進めています。
今は、当初の担任の先生から指導された目標をこなす為に英語と数学2教科受講し、どちらかに偏らない学習を試みています。以前に比べて気持ちが楽になったせいか、古典の予習を家庭学習の中で取る時間ができるようになったと言っています。
理数館は、得意教科をさらに伸ばし、他の教科も相乗効果で伸びるような教育を心がけています。
中学から英語は得意で、学習の診断では常に50点満点中40点以上をキ―プしていました。皆様ご存知の市内の進学校に入学しました。
高校生になると、英語は文法や英文解釈、語彙など内容がかなり高度になります。それでもなんとか持ち前の能力で乗り越えようとしました。
ところが、2年生の夏休みぐらいに、担任の方からこのように言われたそうです。もちろん担任の方は、学生によかれと思い話をしたのだと思います。
『英語はこのままでいいのだけれど、数学をもう少しがんばらないといかん!英語に充てる時間を少し数学に充ててみれば』と言われたそうです。
そして、次の定期テストがやってきました。
大幅に英語の学習量を減らして、苦手な数学に大量に時間を投入しました。しかし、時間だけが過ぎていき、まったくと言っていいほど数学の成績は向上しませんでした。
当たり前のことなのですが、苦手な強化というのは勉強方法が分からないから苦手なのです。
やり方を学ばずにどれだけ時間を投入しても成績はあがりません。そればかりか、英語の学習時間がほとんど取れなくなり、得意だった英語の成績も下降してしまいました。
この学生は素直に先生の忠告に従ったつもりですが、担任の先生の意図に反し、成績不振に陥ってしまいました。
その時の成績はクラスで後ろから数えて2、3番目になってしまいました。
そこで理数館にご相談に来られたわけですが、なんとかして得意教科だけでも元に戻してほしいと言われました。そのために、まずは得意だった英語がなぜわからなくなったのかということを分析しました。
文法、英文解釈(英語構文)などの参考書の詳しい説明の授業はあまり学校ではないらしくてよく理解できていませんでした。この学校の学力テストは、試験範囲が単に決められて、自主学習を前提として出題されているので、学生はホント苦労しています。
そこで当塾では詳しく、文法事項を解説する授業をすることにしました。その後は定期テスト対策のプランニングを行ったり、一人でできない学校向けの提出物(いわゆる宿題)を優先させた授業を一貫して行いました。
家庭学習のみならず、塾内で学習する時間もとり、あれもこれも学習しなければいけないとあせる学生を精神的に安定させるようにさせました。
そして、以前のように教科毎の勉強時間のバランスを崩さないように時間配分を一緒に考えてあげたり、長期的な受験対策を考えながら学習を進めています。
今は、当初の担任の先生から指導された目標をこなす為に英語と数学2教科受講し、どちらかに偏らない学習を試みています。以前に比べて気持ちが楽になったせいか、古典の予習を家庭学習の中で取る時間ができるようになったと言っています。
理数館は、得意教科をさらに伸ばし、他の教科も相乗効果で伸びるような教育を心がけています。
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