理数館

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学習指導 ブログ

中学三年生 第2回学習の診断 英語編!

2013年度第2回 学習の診断 分析

問1 リスニング問題

リスニングで安定した点数を取ることを目標にしていきましょう。学校の定期テストでもリスニングテストが課されていると思います。リスニングは回数をこなして、自分の耳を英語に慣らしていくことが得点upにつながります。焦らずに、じっくりとリスニングスキルを高めていってください。

問2 共通問題

ほぼ変わらぬ形式で問題が出されます。それぞれの問題の解き方に慣れてください。

(3)の最も強く発音される語を選ぶ問題は、新しく出てきた語やその一言だけで会話が成り立つ語を探します。また今回の、数学(math)と国語(Japanese)のように会話文の中で対応している言葉を探すのも正解への近道になります。

(4)は日本語にしてみるとわかりやすいことがあります。
“日曜日の朝、タケシはバスで図書館に行きました。”日本語文からでも、なんとなく文の切れ目が伝わってきますね。

(5)では、今回は同じ単語が聞かれていました。2つの文のうち、意味が取れそうな方を選び正解を考えましょう。1つの英単語に複数の意味がある場合が多くあります。このような形で問われることがありますので、それを意識しながら単語を覚えていってください。

問3 選択問題

毎度のごとく文法の理解度が総合的に問われています。

今回は6問中4問が文章を選ぶものでした。解くのに時間がかかったかもしれませんが、3,4行の会話の中にある情報だけで、正解にたどり着くことが出来ます。問われているセリフの、次のセリフにも十分注目してください。
(3)いいえ、私は家族と公園を掃除するためにそこへ行きました。
(4)わかりました。次の電車に乗るために駅に行きましょう。
(5)セーターを送るのはどうですか。
どんなセリフを入れれば、これらの返答が返ってくるのか考えましょう。

問4 書き換え問題

書き換えは診断テストの一つの壁になります。
まずは書き換える前の文をよく読み、意味を確実に理解することを心がけてください。また、その文を的確に言い換える力も必要になってきます。

(2)私のコンピュータはあなたのものほど良くない。→ あなたのコンピュータは私のものより良い。
(3)これは私の初めての海外旅行(訪問)です。→ 私は今まで一度も外国へ行ったことがありません。
比較は書き換えではよく問われます。テストの度に復習が必要です。
現在完了形は用法が3つあるので、様々な形で問われます。完了・継続・経験それぞれの書き換えに慣れていきましょう。

問5 並び替え問題

前回同様、並び替えの攻略方法は2つです。
まず各文法の基本形をしっかりと抑えておくことです。
特に今回は、give+人+物、tell+人+toの形が出てきました。
簡単な例文をそれぞれ覚えておいて迷わないようにしましょう。
次に、可能な限り選択肢を減らすことです。

(1) Do you have、(2) a lot of、(3) when you meet him (4)since this morning等、これらが文のどこに入るかが分かるか否かに関係なく、選択肢の中でつなげられそうなものはどんどんつなげていってください。

問6 会話並び替え問題

時間に余裕があれば、各選択肢の簡単な和訳を取ります。

ア いいえ。時々友達と日本に来ます。
イ 香川です。美しい場所で、本当に好きです。
ウ そこで何しましたか。
エ グリーンさん、日本は初めてですか?
オ 栗林公園に行ってたくさん写真を撮りました。
カ 本当に?はじめてきた時、どこに行きましたか。
このように会話の流れが見える程度の簡単なもので大丈夫です。
これらが自然な会話になるように並び替えていきます。

問7 英作問題

英作は落ち着きが大事です。
いきなり英語で書き始めるのは得策ではありません。書いたにもかかわらず、字数が足りず、適当な言葉で字数を稼ぐと、文章全体が不自然なものになってしまいます。全部書ききって21,22語程度になるような文章構築を目指してください。

また、三人称や時制、助動詞+動詞の原形等、基本的なルールを見落とさないように気を付けましょう。
小さなミスの積み重ねが大きな減点になってしまいます。

問8 長文問題

長文は入試でも非常に重要です。内容を効率的に読み取れるように努力していきましょう。先に文章を読む・先に設問を見る、どちらの方法でも構いません。これから試験を何度も受けていきますので、自分のやりやすい解き方を探ってください。
また、問題を隅々まで読むようにしてください。文の前に日本語で場面設定が詳しく説明されています。長文の最後には文中の難しい語の訳がまとめられています。また問(5)のような問題からも、文章内容をある程度掴むことが出来ます。

今回も“地震の際のディズニーランドの対応”という実話がテーマになっていました。私自身、このニュースは震災の際何度かテレビで見た記憶があります。普段からニュース等に目を向けておくことも大事です。
ロケット打ち上げ失敗、自然災害、猛暑、東京五輪決定など、大きなニュースは長文問題のテーマとして取り上げられる可能性が高いと思います。

☆総括

夏休み明けの2回目の診断はどうでしたか。前回良い点だった教科は同じぐらいの点が取れましたか。悪い点だった教科は点数を上げることが出来ましたか。
自分が点を取りやすい問題、点を落としやすい問題を引き続き見極めていきましょう。

そのためにも、テスト直しは絶対してください。間違ったところに正解を書くだけではなく、もう一度その問題を解き直すことが大事です。なぜ間違えたのか。うっかりミスなのか。それともしっかり理解できていないのか。時間に余裕があれば解けたのか。等々、正解を出すために今の自分に何が必要なのか、何が弱点なのかを見つけていきましょう。前回も書きましたが、勝負は入試本番です。そこに向けて、今できることを精一杯行っていきましょう。

理数館 教務課
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