理数館

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中学三年生 総合第2回学習の診断分析 英語編!

総合第2回 学習の診断 分析

入試が迫ってきました。学習の診断も最終回です!緊張感も増してきていると思います。前回も少しふれましたが、目指すは弱点の克服です。がむしゃらに大量の問題を解くのではなく、自分が苦手としており、且つ、あと少しの努力で点が伸びそうな部分を重点的にしていきましょう。

泣いても笑っても受験は一発勝負です。悔いが残らないように、本番までの残りの期間で出来ることを精いっぱい行って、良い春を迎えましょう!


リスニング問題

耳慣らしは順調に進んでいるでしょうか。自分が思っている発音が、いざネイティブの発音で聞いてみると、全然違う音に聞こえることがあります。常に耳から英語を入れて、体に英語を聴くことを覚えさせてください。また入試の過去問を繰り返し聞くことで、問題に慣れておくことも大事です。新傾向問題が出る可能性も捨てきれませんが、大体の流れは変わらないと思いますので、“慣れること”を目指しましょう。慣れは積極的な余裕を生みます。

共通問題

発音、アクセント問題は、類題を解いて確実に押さえていきましょう。毎回の学習で“まずは発音・アクセント問題を一問解くこと”を習慣にしておくと、残りの期間でかなりの数の問題を解くことが出来ます。
(3)、(4)の問題の解き方を覚えていますか。一旦解き方を押さえてしまえば、あまり難しい問題ではありません。時間短縮の狙いも込めて、“解き方”を確実なものにしてください。
問題の下線部に注意しましょう。読み落としで減点されるのは痛いです。問題をしっかりと読んでから解く癖をつけて、落ち着いて問題に取り組めるようにしてください。

選択問題

学習して来た文法をどれだけ理解できているでしょうか。ミスしやすいものを重点的に勉強していきましょう。

(1)疑問詞を読み取る問題。疑問詞は、長文問題やリスニングでも重要な文法です。特にhowは、他の語を伴って様々な質問をすることが出来る疑問詞です。それぞれの意味を再度確認しておいてください。

(2)、(4)後置修飾の問題。後置修飾に慣れましたか。分詞と関係代名詞の理解は、長文問題を攻略するうえでも重要なものです。またこれらを用いて自由に文章が書けるようになれば、今まで以上に、英作文で書ける幅を広げることが出来ます。まだ苦手意識がある人は、残りの期間で類題を解いて慣れていきましょう。

(3)give人+物、give 物to人の問題。この2パターンに書き分けが出来ることを覚えておいてください。give人+物の理解だけだと、選択肢エに誤導される恐れがあります。

(5)前置詞+動名詞の理解。“stop、finish、enjoy+動名詞”の理解に比べて、前置詞+動名詞の理解は忘れがちになることがあります。動詞の変化を問う問題はよく出されますので、動名詞になる場合だけでなく、不定詞や過去分詞等、どんな時にそれらを用いなければならないのかを復習しておきましょう。

(6)会話型の問題は、毎年入試でも出題されています。前後の流れをしっかり読み取ってください。また、疑問文を選択する問題であれば、それに対して相手がどのような返答をしているのかを読み、適切な表現を選択しましょう。

4. 書き換え問題

(1) hasn’tを見て、すぐに現在完了形をイメージしてください。しかし、“勉強している”という文を、否定文で書き換えるのでstudyを過去分詞形にして続けないように。“勉強をしていない”ではなく“勉強を終えていない”という文を作ります。

・(2)問題に直接関係ありませんが、“all of”のような表現に気を付けてください。“some of”“one of”“many of”など、似た形がたくさんあります。“A of B”という表現は“BのA”という日本語訳になります。AとBが逆になることも注意です。

5. 並び替え問題

今までの診断テストを振り返ってみると気づくことですが、並び替え問題は、同じような文を何度も繰り返し書いてきました。
日本語訳や選択肢を見て、ある程度、文の完成形が浮かぶようにしましょう。
また、並び替えだけではなく、自力で1文書く練習をお薦めします。テキストに出てきた短い例文で大丈夫ですので、それらを日本語訳だけ見て、書けるかどうか試してみてください。現在完了形、受動態、間接疑問文、分詞、関係代名詞等を含む文が自力で書ければ、文法の理解が出来ていると自信を持つことが出来ます。

6. 文章並び替え

文のつながりを捕えるうえでも大事な問題です。疑問文が含まれている文であれば、その次にどんな答えが返ってくるか落ちついて考えましょう。
疑問詞を使えば具体的な答えが、be動詞や助動詞、Do/Does/Didで尋ねた場合はYes/Noで答えが返ってくることを忘れないように。

7. 英作問題

まず条件をしっかりと読んでください。焦る気持ちを押さえるためにも、条件に目を通し、問題に合った文章を書けるようにしましょう。
おそらく入試では、絵に合った文章を書く問題が出されます。絵の中にヒントが隠されていますので、それを上手く読み取って、わかりやすい英語で表現します。

小さなミスによる減点が、試験では命取りになります。短文英作を繰り返して、ミス軽減に努めてください。

8. 長文問題

長文問題も、問題を解く前に、冒頭の説明をしっかり読んでください。誰と誰の会話でしょうか。どこで話していますか。文章のテーマにつながるヒントは書かれていないでしょうか。事前にある程度の情報が手に入れば、文章は読みやすくなります。入試は長文の問題がメインになりますので、長い文章を集中して読む力も必要になります。英語が苦手であれば、1日に1問は長文の問題を解き、文章量に慣れていきましょう。


理数館 教務課
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