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中学三年 第1回 学習の診断 分析 英語編

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 はい!3年生になって最初の診断はいかがだったでしょうか。今回の結果で一喜一憂されているかもしれませんが、本番は来年の入試です。自分が点数を取りやすい問題、点数を落としやすい問題を見極めていきましょう。

文法の基本理解は、数学や理科における公式のようなものです。まずは最低限これらを確実におさえていきましょう。

例えば、今回の問5の(5)ですが、これは“How many CDs do you have?”の応用形です。この文を暗記しておけば、“How manyの次に名詞の複数形が来ること”“そのあとは疑問文が続くこと”がわかります。

選択肢を見れば、複数形は“countries”しかありませんので、自動的にこれがHow manyに続きます。残りの選択肢を見てみましょう。“ever”“visited”“have”これらから現在完了形がすぐにイメージできますか?“have you ever 過去分詞”という現在完了形の経験の疑問文が浮かぶでしょうか?

これがいわゆる英語の公式です。

have+過去分詞、be動詞+過去分詞、助動詞+動詞の原形などを確実におさえられれば、あとは応用です。

ただ、問題の中でこれらに気付くかどうかは、練習量にかかってきます。何回も類題を解いて、基本理解を強化していきましょう。


1. リスニング問題

リスニングで安定した点数を取ることを目標にしていきましょう。回数をこなして、自分の耳を英語に慣らしていくことが得点upにつながりますので、焦らずに、じっくりとリスニングスキルを高めていってください。

解答にはリスニングテストの原稿が載せられています。それにも目を通して、どんな内容だったのか確認してみてください。

2. 共通問題

ほぼ変わらぬ形式で問題が出されます。それぞれの問題の解き方に慣れましょう。

(3)の最も強く発音される語を選ぶ問題は、新しく出てきた語やその一言だけで会話が成り立つ語を探します。Bのセリフは、“どのくらい時間がかかるか?”という質問に対する答えですので、時間(“ten”)を最も強く発音します。

(4)は接続詞を探してください。名前の通り、2つの文を接続する働きをもつ言葉ですので、当然そこに文の切れ目が存在します。
イで区切ると“私は思います。”“それはとても面白い映画です。”という2つの文にきれいに分けることが出来ます。

(6)は新しい聞かれ方でした。“同じはたらきをする語”を探す問題でしたが、落ち着いて読めば、適切な所有代名詞を選ぶ問題であることがわかったと思います。

※問題を見て大体のイメージを掴むことが、今後の英語の試験では重要になってきます。各文法の基本的な型を覚えると共に、短い文章で構いませんので、何文か覚えておくと問題を解く際のヒントになります。

3. 選択問題


文法の理解度が総合的に問われます。
疑問詞、接続詞、動名詞、不定詞等は常に問われるという意識を持ってください。

(2)のsomething to 不定詞や(3)のthank you for 動名詞などは、形として覚えてしまえば解答時間の短縮になりますので、決まった形をどんどん覚えていきましょう。

4. 書き換え問題

書き換えは診断テストの一つの壁になります。
まずは書き換える前の文をよく読み、意味を理解することを心がけてください。

難しいですが、毎回問われる内容は似ています。(1)のthere is / areを使った書き換えは、良く問われる割に、なかなか気づかないものです。

文頭2語で問われたら、“there isではないか?”という意識を持っておきましょう。

(4)の受身の書き換えも定番です。どの問題でも、人称や時制は常に注意です。


5. 並び替え問題

並び替えの攻略方法は2つです。
まず各文法の基本形をしっかりと抑えておくことです。受動態(be動詞+ 過去分詞形)、現在完了形(have + 過去分詞形)などを覚えておくだけでも正答率は上がります。

また各文法の簡単な例文をそれぞれ覚えておくのも助けになります。How many
CDs do you have? のような文を一つ覚えておけば、(5)は解きやすくなります。いかなる文でも、主語と動詞の関係に注意してください。

6. 会話問題
新傾向の問題でした。会話の自然な流れを掴めるように練習しましょう。全体を見渡してしまうと、文量に圧倒されるかもしれませんが、1文ずつ意味を取っていきます。ラフな訳で構いません。

時間割のどの教科が話のテーマになっているかを読み取ります。

7. 英作問題

英作は落ち着いて書きましょう。苦手な人も多いかもしれません。“香川のベストシーズンはいつか”という質問ですが、勿論正解はありません。

ふざけた答えを書くのは当然ダメですが、まじめに考えすぎるのも危険です。自分の書きやすい季節で書ければそれで大丈夫です。

※英作対策として、色々な文章を書いてみましょう。春夏秋冬それぞれを紹介する文章が書ければ、今回のような問題以外にも応用することが出来ます。

例えば、夏に関する文章は夏休みの計画に、冬に関する文章であれば冬休みや正月の過ごし方に関する英作に応用できます。

また“あなたの一番好きな季節は?嫌いな季節は?”といった問題にも利用できるでしょう。内容の真偽ではなく、文法的な正確さが採点に影響しますので、シンプルかつ正確な文章を書く練習を続けてください。

8. 長文問題

長文は入試でも非常に重要です。意味を効率的に取れるように努力していきましょう。先に文章を読む・先に設問を見る、どちらでも構いません。

これから試験を何度も受けていきますので、自分の解きやすい方法を探ってください。
まず冒頭の日本語で書かれている場面設定を読みます。

ハサンとはどんな人物か、新太とハサンがどこで会話しているかがわかります。またこの文章を読むことで、長文問題を解く前に若干の息抜きを入れることが出来ます。焦っては、解ける問題も間違える可能性が高くなりますので、まずはこの文章を読んで一息つきましょう。

注記の語や(3)のような問題も、文章内容の意味を掴むヒントになります。一問一答型でのぞむ必要はありませんので、問題の中にちりばめられているヒントを見つけて解いて行ってください。

理数館 教務課
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