中学三年 総合第一回 学習の診断分析(英語編)
総合第1回 学習の診断 英語分析
ついに次の診断が最後の1回です。志望校も大体決まり、入試に向けての雰囲気が高まってきているのではないでしょうか。やってやろうという強い気持ちで臨めるように努力していきましょう。
試験本番ではメンタルも重要になってきます。普段の学習から積極的な気持ちで取り組み、多少のミスは気にせず、どんどん問題を解いていってください。もちろん、自分の中で間違い方が癖になっているような問題があるのであれば、そこは確実につぶしていきましょう。
残りの期間でどれだけの量をこなしたかが、そのまま自分の自信になります。
1. リスニング問題
リスニングは毎回、様々な形で出題されます。診断テストや学校の定期試験で回数をこなしてきたので、英語を耳から入れる技術はある程度鍛えられてきたと思います。全部を聞き取るのではなく、必要なところを聞き取る力を本番に向けて高めていきましょう。
2. 共通問題
(2)の発音問題は、日本語と英語で音が変わる語に注意してください。onlyは“オンリー”として日本語で使うことがありますが、実際の発音は“オウンリー”という音になります。またteamも“チーム”として発音していますが、実際には“ティーム”という音になります。発音問題はこの手の語が正解や引っかけとしてよく出てきます。
(6)のmanyとmuchの違いは、高校に入ってからも重要になってきます。同じような意味を持ちながら、何を理由に使い分ける必要があるのか、そこを押さえましょう。manyは数を、muchは量を表します。
3. 選択問題
(1)比較を用いた問題は、文章の意味を確実に読み取ることが重要です。自分にとって、数学が一番難しい教科だとBさんは答えています。つまり英語は数学よりも簡単だということですね。
(2)分詞がどこに来るかが問われています。
in the park が無ければ、boyの前に付けることが出来ますが、running in the park のかたまりになると、boyの後ろに来ます。
(3)分詞と関係代名詞の使い方を再度確認しておきましょう。イは正解のように見えますが、whoは省略することが出来ません。つまり、先行詞の直後に動詞が直接くっつく形は、おかしいということです。“この形は無い”という候補を明確にしておきましょう。逆に正解のエのように、分詞を使えば先行詞の直後に分詞を直接くっつけることが出来ます。
(5)はアとイで何が違うのか考えてみてください。“病気の人を世話する人です。”という意味を作りたいのですが、アはa personを主語、takesを動詞とする文章になっていますので“人は病気の人を世話する。”という意味になります。
(6)sinceが出た時点で“現在完了形”を思い浮かべましょう。それで正解できます。
4. 書き換え問題
(1)どんな時にdoを使い、どんな時にbe動詞を使ったのか、中学1年生で学習した基本的なことですが、今一度復習しておくことは大切です。
(3)分詞から関係代名詞への書き換えです。この2つはセットで考えておいても良いかもしれません。ただ混ぜないでください。先行詞を後ろから修飾する点はよく似ていますが、それ以外は別物です。イメージとしては、分詞は、先行詞に言いたいこと(書かれた、遊んでいる、作られた等) が直接続きます。逆に関係代名詞は、先行詞にwhoやwhichを付けた後に、ある程度整った文章を書く必要があります。
5. 並び替え問題
(2)want人toの並び、大事です。気づけるように。
(3)間接疑問文では語順がどうなったでしょうか。類題を解いて形を定着させておきましょう。
(4)How manyを使った疑問文は定番です。“How many CDs do you have?”これを常に思い出してください。あとは選択肢からそれぞれに対応する語句を同じように並べていけば正解できます。
(5)選択肢にwhoがあり、文章が肯定文であることが分かれば、関係代名詞を用いた文章である可能性は非常に高くなります。それがわかれば、丁寧に関係代名詞を用いた文を作っていきましょう。
(6)it for toと関係代名詞が混ざった文でした。選択肢が多いと滅茶苦茶な文を書いてしまうことがあります。まずは、it for toのルールに従い、to+動詞の原型を作ります。動詞が出たということは、その目的語が必要になりますので、readにbooksをつなげます。ほかの選択肢は無視して、取りあえずここまでは作りましょう。それが大事です。その後、booksを先行詞として、残りの選択肢で関係代名詞を用いた文をつなげていきます。
書き換え問題の(3)で触れましたが、関係代名詞の後にはある程度整った文章が続きます。thatの後にare written inという受動態の文章が書ければ正解です。
6. 文章並び替え問題
選択肢の簡単な訳です。
ア.順調だよ。教科では英語が好きだけど、国語は好きではない。
イ.中学校もそろそろ終わりだね。勉強はどう?
ウ.うーん。たくさんの漢字を学ぶのは難しい。
エ.君は日本人だから、日本語は大事だよ。
オ.うん。だからもっと勉強するよ。
カ.国語嫌いなの?
7. 英作問題
英作は最近何度も言っていますが、自分が書ける主題で文章を書きましょう。書いていて恥ずかしく感じたり、実は大切に思っていないと感じたりしても、書ける主題で書きましょう。それで点が出ます。
8. 長文問題
今回の長文は、生徒と先生がシンガポールについて話をしていました。シンガポールのお国事情を知っている人であれば解きやすかったかもしれません。もちろん本文中にすべての答えは書かれていますので、それをしっかりと読み取れれば解ける問題です。
(4)の内容にあっているものを選ぶ問題は、いかに文章内容を理解しているのかを問われる問題でもあります。解くにあたり、再度文章を読み直すのは骨の折れる仕事です。時間も余分に取られてしまいます。文章量は多いですが、“誰が何をしたのか”を理解しながら読み進めていきましょう。
また、選択肢を見てそれが正しいか間違いかすぐにわからなくても、“この選択肢の内容は文章のこのあたりに書いてあった”と予想が立てられれば比較的短い時間で正解を見つけ出すことが出来ます。
何よりも、焦らず落ち着いて解けるようにしましょう。
理数館 教務課
ついに次の診断が最後の1回です。志望校も大体決まり、入試に向けての雰囲気が高まってきているのではないでしょうか。やってやろうという強い気持ちで臨めるように努力していきましょう。
試験本番ではメンタルも重要になってきます。普段の学習から積極的な気持ちで取り組み、多少のミスは気にせず、どんどん問題を解いていってください。もちろん、自分の中で間違い方が癖になっているような問題があるのであれば、そこは確実につぶしていきましょう。
残りの期間でどれだけの量をこなしたかが、そのまま自分の自信になります。
1. リスニング問題
リスニングは毎回、様々な形で出題されます。診断テストや学校の定期試験で回数をこなしてきたので、英語を耳から入れる技術はある程度鍛えられてきたと思います。全部を聞き取るのではなく、必要なところを聞き取る力を本番に向けて高めていきましょう。
2. 共通問題
(2)の発音問題は、日本語と英語で音が変わる語に注意してください。onlyは“オンリー”として日本語で使うことがありますが、実際の発音は“オウンリー”という音になります。またteamも“チーム”として発音していますが、実際には“ティーム”という音になります。発音問題はこの手の語が正解や引っかけとしてよく出てきます。
(6)のmanyとmuchの違いは、高校に入ってからも重要になってきます。同じような意味を持ちながら、何を理由に使い分ける必要があるのか、そこを押さえましょう。manyは数を、muchは量を表します。
3. 選択問題
(1)比較を用いた問題は、文章の意味を確実に読み取ることが重要です。自分にとって、数学が一番難しい教科だとBさんは答えています。つまり英語は数学よりも簡単だということですね。
(2)分詞がどこに来るかが問われています。
in the park が無ければ、boyの前に付けることが出来ますが、running in the park のかたまりになると、boyの後ろに来ます。
(3)分詞と関係代名詞の使い方を再度確認しておきましょう。イは正解のように見えますが、whoは省略することが出来ません。つまり、先行詞の直後に動詞が直接くっつく形は、おかしいということです。“この形は無い”という候補を明確にしておきましょう。逆に正解のエのように、分詞を使えば先行詞の直後に分詞を直接くっつけることが出来ます。
(5)はアとイで何が違うのか考えてみてください。“病気の人を世話する人です。”という意味を作りたいのですが、アはa personを主語、takesを動詞とする文章になっていますので“人は病気の人を世話する。”という意味になります。
(6)sinceが出た時点で“現在完了形”を思い浮かべましょう。それで正解できます。
4. 書き換え問題
(1)どんな時にdoを使い、どんな時にbe動詞を使ったのか、中学1年生で学習した基本的なことですが、今一度復習しておくことは大切です。
(3)分詞から関係代名詞への書き換えです。この2つはセットで考えておいても良いかもしれません。ただ混ぜないでください。先行詞を後ろから修飾する点はよく似ていますが、それ以外は別物です。イメージとしては、分詞は、先行詞に言いたいこと(書かれた、遊んでいる、作られた等) が直接続きます。逆に関係代名詞は、先行詞にwhoやwhichを付けた後に、ある程度整った文章を書く必要があります。
5. 並び替え問題
(2)want人toの並び、大事です。気づけるように。
(3)間接疑問文では語順がどうなったでしょうか。類題を解いて形を定着させておきましょう。
(4)How manyを使った疑問文は定番です。“How many CDs do you have?”これを常に思い出してください。あとは選択肢からそれぞれに対応する語句を同じように並べていけば正解できます。
(5)選択肢にwhoがあり、文章が肯定文であることが分かれば、関係代名詞を用いた文章である可能性は非常に高くなります。それがわかれば、丁寧に関係代名詞を用いた文を作っていきましょう。
(6)it for toと関係代名詞が混ざった文でした。選択肢が多いと滅茶苦茶な文を書いてしまうことがあります。まずは、it for toのルールに従い、to+動詞の原型を作ります。動詞が出たということは、その目的語が必要になりますので、readにbooksをつなげます。ほかの選択肢は無視して、取りあえずここまでは作りましょう。それが大事です。その後、booksを先行詞として、残りの選択肢で関係代名詞を用いた文をつなげていきます。
書き換え問題の(3)で触れましたが、関係代名詞の後にはある程度整った文章が続きます。thatの後にare written inという受動態の文章が書ければ正解です。
6. 文章並び替え問題
選択肢の簡単な訳です。
ア.順調だよ。教科では英語が好きだけど、国語は好きではない。
イ.中学校もそろそろ終わりだね。勉強はどう?
ウ.うーん。たくさんの漢字を学ぶのは難しい。
エ.君は日本人だから、日本語は大事だよ。
オ.うん。だからもっと勉強するよ。
カ.国語嫌いなの?
7. 英作問題
英作は最近何度も言っていますが、自分が書ける主題で文章を書きましょう。書いていて恥ずかしく感じたり、実は大切に思っていないと感じたりしても、書ける主題で書きましょう。それで点が出ます。
8. 長文問題
今回の長文は、生徒と先生がシンガポールについて話をしていました。シンガポールのお国事情を知っている人であれば解きやすかったかもしれません。もちろん本文中にすべての答えは書かれていますので、それをしっかりと読み取れれば解ける問題です。
(4)の内容にあっているものを選ぶ問題は、いかに文章内容を理解しているのかを問われる問題でもあります。解くにあたり、再度文章を読み直すのは骨の折れる仕事です。時間も余分に取られてしまいます。文章量は多いですが、“誰が何をしたのか”を理解しながら読み進めていきましょう。
また、選択肢を見てそれが正しいか間違いかすぐにわからなくても、“この選択肢の内容は文章のこのあたりに書いてあった”と予想が立てられれば比較的短い時間で正解を見つけ出すことが出来ます。
何よりも、焦らず落ち着いて解けるようにしましょう。
理数館 教務課
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