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中学三年 総合第二回 『学習の診断分析』(英語編)

2017 年度総合第 2 回 学習の診断分析


「総合第 2 回の診断でした!」

残すは公立高校の試験のみです。残された期間、精一杯勉強しましょう。この時期の勉強はこれからの人生にも活きてきます。諦めずに何度も何度も問題にトライしてください。

分析の中でも何度か触れましたが、問題を解くときの習慣を持つことも良い点を取る助けになります。

“決まった解き方”があるのは安心を生みます。試験独特の雰囲気に飲まれないように、その中で平常心を保てるようにそういった部分にも気を向けるようにしましょう。

合格目指してがんばれ!!


問 1  リスニング問題

定期試験も含めて、何度も“耳から英語をいれて”きました。慣れてきたでしょうか。まずは落ち着きましょう。時間に余裕があれば問題に目を通し、選択肢に簡単な日本語訳を書きましょう。

こういった動作を英語の試験を解くときの自分の習慣にすることが出来ます。“いつもの解き方”を身に着けると、試験本番も落ち着いて臨むことが出来ます。

もしリスニングが得点源になっているのであれば、本番でも得点稼げるようにこういった部分にも注意していきましょう。

問 2  共通問題

前回同様入試らしい問題でした。

(1) の難易度が高かったように感じます。“動詞に注目する”のは英語を理解するうえで重要です。

be 動詞と一般動詞の使い分けを徹底していきましょう。“兄と大阪に行った。”というセリフに対する返答になりますので、“ Oh, were you? ”ではなく、“ Oh, did you? ”でなければなりません。

“ I was 〜”というセリフに対する返答であれば“ Oh, were you?” が正解になります。 be 動詞には be 動詞、一般動詞には一般動詞を合わせていきます。

問 3  選択問題

(1) using がいますので、現在進行形です。アやエはすぐに消せるようにしましょう。

(2) 過去分詞を用いた後置修飾の表現です。これも今まで何度も出てきた形です。

(3) A は B の一番好きな歌手を聞いています。英語は主語が何かを明確にしたがります。日本語では、“好きな歌手誰?”とわざわざ主語を明記しませんが、英語では誰に聞いているのかを明らかにします。

選択肢の中でそれをクリアしているのはエだけです。

(4) ケンは将来の夢が決まっていませんが、母親はケンに望むところがあるようです。 want 人 to を使ってそれを表現します。

(5) 冬が夏よりも優れているという A の意見から始まり、その後話はスキーに行くことに展開しています。つまり B が A の意見に賛成し、且つ冬のスポーツの話題を出したと推測できます。よって答えはイです。

(6) B の最後のセリフ“ 10 分後です。”を利用します。時間が返ってきそうな質問はアイエの 3 つです。イであれば、所要時間を聞いていますので、“ Ten minutes. ”であれば正解です。

エは現在の時刻を聞いているので、“ 10 分後です。”はおかしな返答になります。正解は“次の電車はいつ来るのか。”と聞いているアです。

問 4  書き換え問題

(1) “リサの母親に以前会ったことがある。君は?”がもとの文です。“君は?”の部分を“君は今まで彼女に会ったことがある?”という現在完了を用いた文に書き換えれば正解です。

(2) 間接疑問文を利用します。

(3) 落ち着いて考えます。もとの文は未来形の否定文で。字数的に be going to を使う余裕はないので、 will を利用します。 won’t visit が正解です。

(4) これも今まで何度か出てきました。絶対に anythingto food< にしないように。“ to +動詞の原形”はいつも意識しておきましょう。

問 5  並び替え問題

(1) すぐに What do you like と書いてしまわないように!! What kind of 〜?の表現もしっかり候補として準備しておきましょう。

(2) 後置修飾の文です。問題文が持っている雰囲気を掴めるように。 in front of は覚えておけば 3 語使ったかたまりが作れます。選択肢を減らすうえでも非常に役立つので是非覚えておきましょう。

(3) 間接疑問文です。 Do you know でスタートしますが、それ以降の語順に注意。

(4) as 〜 as を用いた基本的な語順です。こういう問題は確実に当てれるように。

(5) 現在完了を用いた文です。 already の位置を間違えないように。

(6) 主語は Saki です。まず Saki を主語とした Saki went out を作ります。“何も言わずに”の部分はおまけです。 without +動名詞、つまり前置詞+動名詞も重要です。

問 6  説明文読み取り問題

ヒントがいくつか出てきます。答えに直結するものもあれば、そうでないものもあります。早とちりせずに落ち着いて英文を読みましょう。

(1) “生徒にとって大きなイベントです。多くの生徒が楽しみます。同級生と有名な場所を訪れます。”ここまでいくとわかりますね。正解は修学旅行です。

“自分にとっては大きなイベントではなかった。”とか“自分は楽しめなかった。”とか屁理屈をこねないように。

(2) “中国から伝わった。”これだけでは何かまだわかりません。“ほとんどが木かプラスチックでできている。日本人は食べるときにこれを使う。”なんとなく見えてきました。正解はお箸です。

問 7  英作問題

イラスト系の英作です。 A と B の場面をそれぞれ 2 文で、かつ 1 文の語数を 5 語以上で書くことが条件です。今回も代名詞の使用が条件でした。

A 駅に着いた慎は、雨が降っていることに気づいた。でも彼は傘を持っていなかった。

B すると母親が傘を持ってきてくれた。彼はうれしかった。

これを英語に出来れば条件はクリアです。もし全文書けたのであれば、もう一度見直しましょう。時制や人称などしがちなミスがないか確認し、しっかりと点数を取りに行きましょう。勿論、入試本番にも英作問題は出ます。

問 8  長文問題

長文もリスニング同様、解くときの自分なりの習慣を持っておきましょう。試験本番はこのレベルの長文が 2 つ出ます。

焦れば焦るほど解けなくなってしまいます。解く前に何をするか、どんな問題から解いていくのか等々、自分なりのルールを持っておきましょう。

今回は下線部の内容を問う質問が多かったです。ほとんどの場合、下線部の前後に答えが隠れています。答えになりそうな部分が見つかれば、きれいに訳せなくても解答を作ってみましょう。

(3) 〜 (5) までの解答には、すべて“解答例”という言葉が書かれています。つまり絶対的な答えが存在しないということです。

完璧な訳が取れなくても、ニュアンスが合っていれば正解になることもあります。 1 , 2 点を取りに行きましょう。



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