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中学三年 第五回 『学習の診断分析』(英語編)

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【第5回目の診断でした!】

安定した点数を取るためには、毎回ラックに頼っていてはダメです。自分が取れる最低ラインがそろそろ見えてくると良いですね。

そのラインが見えているのであれば、そこからどの問題で点数を上乗せできるのか考えてみましょう。その助けになるのが文法理解です。今まで学習してきた文法が、文の中でどのような働きをしているのか今一度復習してみましょう。

これは問3〜5を解く際に大きな助けになります。また分析でも触れましたが、英作問題にも活かすことが出来ます。

入試までの残された時間、文法の復習にも時間を割いていきましょう。

問1 リスニング問題

Cのまとまった文章を聞いて答える問題は難度が高いです。
何を聞き取る必要があるのか、1回目の放送でしっかりと確認しましょう。

(1) ブラウン先生の誕生日
(2) 誕生日パーティーが開かれる場所
(3) パーティーで歌う曲

の3つです。(2)、(3)は答えがそのまま聞こえてきます。(1)は要注意です。1月10日の校内放送で、明日がブラウン先生の誕生日だと言っているので、誕生日は1月11日になります。1,2問はひっかけ問題が潜んでいるので、注意しながら聞き取っていきましょう。

問2 共通問題

今回もほぼ同じ系統の問題が出ました。

(2)、(5)、(6)の問題を苦手としている人は多いと思います。とはいえ、限られた候補の中から組み合わせを変えて出しているイメージが強いです。

今まで解いた診断テストを振り返ってみましょう。“これは新しい!!”と思う設問は殆どなかったように感じます。傾向がつかめれば自信がなくとも正解を出すことが出来ます。今までの復習も機を見て行っていきましょう。

問3 選択問題

(1) Aの質問から昨日のことを聞いていることがわかります。この時点で、現在進行形アと三人称単数現在形エは消えます。また主語の直後に不定詞は置けないので、イも消えます。

(2) “チームの中で一番だ”という表現を作ります。最上級なのはアしかないですね。

(3) イとウの2択です。“彼と話すために立ち止まった。”という表現を作りたいので、イが正解になります。

(4) よくでる電話の表現です。2番目のAのセリフで“あとでかけ直す”と言っています。シンプルに電話したかった相手が不在だった内容を表す選択肢を選びます。イです。

(5) Bがyetで答えているので、イかウの2択です。Aが“終わったら公園でサッカーをしよう。”と誘っているので、ウが正解になります。

(6) 不定詞で学んだ“something to 〜”のanythingバージョンです。エが正解です。

問4 書き換え問題

(1) 受け身の書き換えです。be動詞+過去分詞形の2つが書ければ正解です。

(2) 分詞から関係代名詞への書き換えです。よく出るパターンなので、自然に書けるように練習しておきましょう。今回はthatを省略したパターンです。

(3) 間接疑問文です。気づくのが少し難しかったかもしれません。

*書きかえは“気づけるかどうか”がカギです。類題をたくさん解いて解き方を身に付けましょう。

問5 並び替え問題

(1) 関係代名詞whichを用いた並び替えです。関係代名詞を用いた文は何度も何度も問題を解いて語順を刷り込んでください。同じ問題でも大丈夫です。語順の型が一旦つかめれば後は楽です。

(2) We can learn many thingsまでは一息で書きましょう。主語+助動詞+動詞の原形+目的語までの流れは変えたくても変えられない不変の語順です。

(3) I don’t knowでスタートです。あとは間接疑問文の語順で書いていきます。

(4) It takes twenty minutesに“from A to B”の表現をつなげます。

(5) 現在完了形の文です。“10年以上”はfor more than ten yearsで表現します。forの位置に注意です。

(6) I want to be a basketball playerまでは一息で。その後whoを使って関係代名詞の文を作ります。

問6 英文要約問題

各選択肢のラフな訳を取りましょう。
ア それは臭いがきつい。
イ 食べれるの?一度も食べたことが無い。
ウ 今朝何食べた?
エ なぜ食べたことないの。
オ 知らないの?最近は臭いの無い納豆もあるよ。食べるべきだよ。
カ 納豆。毎朝納豆食べてる。
キ 本当に?明日食べてみよう。

これを自然な並びに出来れば正解です。

問7 英作問題

意外と日本文化の英作は骨が折れます。教科書に載っている例文を参考に2,3つ書けるようにしておくと良いですね。加えて、受け身・完了形・分詞・関係代名詞を用いた簡単な文章を書けるようにしておくと、それの派生で色々な文章を書くことが出来ます。

問8 長文問題

入試は長文問題を読めるかどうかがポイントになります。一日一問解くぐらいの勢いで慣らしていきましょう。大切なのは設問ごとに焦らずに解くことです。

自分が選んだのとは別の選択肢を解答に書いていたとか、正解が潜んでいる文章を見つけていたのに、訳し方が不十分で減点されたとか、経験は無いでしょうか。本番では1、2点の減点も痛いです。

時間内で満足に解く、無駄な減点を無くす等々を達成するためにも、普段の練習は不可欠です。時間作って類題をどんどん解きましょう。

(2019年度 第5回 学習の診断分析)
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