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学習指導 ブログ

中学三年 第 2回 『学習の診断』(英語編)

2020年度第2回 学習の診断分析

【今回の診断は】

まだ学習する文法は残っていますが、同時に復習も忘れないでください。今回は問3,4,5,7で似たような表現が何度も問われていました。

復習することで、新たな理解が得られたり、苦手を克服したりできます。そうするなら落ち着いて問題に臨むことができます。入試本番に向けて、じっくりと準備をしていきましょう。


問1 リスニング問題

B問題も単語の意味は全部書いておきましょう。焦ると意味が分からなくなることがあります。

例えば (3)はア勉強、イ友達会う、ウ食べ物、エ観光、と意味をとることができます。選択肢の通りでなくても、内容をつかめる程度の意味で大丈夫です。しっかり準備して、余裕をもって問題に臨みましょう。

問2 共通問題

(2)の発音問題には出題頻度の高い単語があります。

アに出てくるsayは常に要注意です。sayは3人称形と過去形になるとイの音が消えます。セイズ、セイドと発音しないのでご注意ください。ほとんどの場合、今回のlateのように、イの音を含む単語とセットで出されます。引っ掛からないように。

問3 選択問題

(1) 助動詞の理解です。一緒に買い物に行けない理由になるような助動詞を選びます。

(2) haveが見えたら、現在完了形です。過去分詞をすぐに選びましょう。

(3) “さよならを言わずに出て行った。”という意味になるような前置詞を選びます。

(4) forに続くのはエだけです。3年間という意味になります。残りはすべてsinceに続きます。

(5) 少し難しい問題でした。消去法で解いたほうが無難だったかもしれません。Help yourself.は“ご自由にどうぞ。”という意味です。

(6) Bが時間を尋ねています。誘いをうけて詳しい情報を知りたがっていますね。

問4 対話文完成問題

(1) 数学のほうが英語よりも重要だ又は同じくらい重要だという表現を、比較を用いて書きます。

(2) 現在完了形の経験の疑問文です。How longで聞くことができます。

(3) フィンランドで話されている言語を聞いているので受動態を使います。

(4) 最近勉強した不定詞を用いた表現です。It for toで表すことができます。

(5) これも最近勉強した不定詞を用いた表現です。疑問詞+toを使います。
突然書き換えではない問題がでました。

しかも重要な文法である、比較・完了形・受け身・不定詞の理解が問われる問題でした。各文法の基本表現は常に復習しておきましょう。

問5 並び替え問題

選択肢から大体の文の全体像をイメージし、ある程度のかたまりをつくれるようになりましょう。

(1) something to drinkはかたまりです。

(2) one of+集団の表現は並び替えでよく出ます。他にもsome ofやmost ofなどもあります。

(3) take care ofはかたまりで覚えておくと並び替えでは便利です。

(4) It for toを使います。“It形容詞for人to動詞”まで覚えておくと更に良いですね。

(5) 疑問詞+toを用いた文です。want to knowとwhat to seeの2つを作る必要があります。

問6 応答文選択問題

各問題の大まかな意味です。

(1)コアラと写真を撮りたいと思っているところに、“手伝おうか?”と言われたら何と答えるか。

(2) ALTが持ってきた料理の名前を知りたければどう聞くか。
疑問文は、誰が何を尋ねているのか落ち着いて訳を取りましょう。

問7 英作問題

3つの中で自分が一番書けそうな場所を選んでください。
ここでも、比較・現在完了形・受動態の表現が活きてきます。これらの文法の基本的な表現を練習して身に付けておくと、自分が書きたい文章を書きやすくなります。

問8 長文問題

(1)の解き方を解説します。

今回は選択肢がすべて疑問文でした。

ア 日本の漫画好き?イ 外国行ったことある?ウ 日本はどう?エ いつもレストランで食べるってこと?オ レストランたくさんある?カ どのくらい滞在する?が大体の訳です。

Aに対して“最高だ。”と返答しています。ウが正解です。

Bに対して“3ヶ月。”と返答しています。カが正解です。

Cに対して“もちろん。”と返答しています。

Dに対して“普段は屋台を利用する。”と返答しています。エが正解です。

Cだけ少し考える必要がありますが、Cの前で日本の漫画の話をしています。よってアが正解です。

文章量だけ見てしまうと解く気が失せてしまうかもしれませんが、1問ずつ丁寧に解いていくと、意外に解けることに気づかされます。入試では長文問題の占める割合が多いですので、今のうちから解くことに慣れていきましょう。
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