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中学三年 第3回 『学習の診断分析』(英語編)

2022年度第3回 学習の診断分析

【今回の診断は】

学習した文法が増えると、問題のバリエーションも増えてきます。とはいえ、解き方をおさえていけば、意外とサラっと解ける問題もあります。可能であれば類題を何度も解いて、「解き方」を身に着けていきましょう。いかに各問題の解答時間を短く抑えていくかが得点を上げるカギになります。

問1 リスニング問題

Cのように長めの文章を聞き取る問題は難易度が上がります。聞きながらメモを取って答えを探していきましょう。事前に問題を見れば、何を聞き取るべきかがなんとなくわかります。「それを聞き取る」という強い思いを持ってリスニングに臨みましょう。

問2 共通問題

(2)は比較的点数を取りやすい問題です。
対話文の中で最も強く読む語は、一番相手に伝えたい語、その言葉だけでも相手に伝われば、会話が成立する語を探します。今回は、Aが「自分のレポートはどうだったか?」とBに聞いています。つまり、Bが一番強く発音すべきなのは、Aのレポートに対する自分の感想です。つまりアが正解になります。

問3 四択問題

(1) Aは昨日学校を休みました。理科の授業で何をしたかBに聞いています。皆さんも経験あるかもしれません。一番良い方法は。ノートを見せてあげることですね。エが正解です。

(2) 博物館で写真を撮りたがっているAが、規則があるかどうかBに尋ねています。選択肢によっては難度が上がるかもしれません。今回はイが正解です。「写真を撮ってはいけません。」です。

(3) 「もう部屋を掃除したか?」という問いに対して、Bの直接の答えはNoです。なので、掃除をまだしていないことになります。ウが正解です。

(4) 料理が苦手なAと得意なBが話しています。Aは天ぷらを作ってみたいので、作り方をBに尋ねています。エが正解です。
(5) Aが2つ目のセリフで、田中さん宅への行き方を答えているのは、直前にBがそれを尋ねたからです。イが正解です。

問4 対話文完成問題

(1) 今週末の予定を聞かれているので、未来形で答えます。be going toで答えましょう。
(2) 土曜日は部活が無いので、学校に行く必要がないことを表現します。don’t have toを使います。
(3) 「どのくらいの間ファンなのか?」現在完了形を使います。
(4) 過去完了を用いた後置修飾です。「彼によって書かれた本」を作ります。
(5) 難度高めでした。not only A but also B「AだけでなくBも」の表現です。覚えておくと、英作でも利用価値のある表現ですね。

問5 並び替え問題

(1) 受動態は疑問文になると少し難度が上がります。先に肯定文を作り、be動詞を文頭に移動させて作る方法もあります。ただ、肯定文のまま解答しないように注意してください。
(2) まずI don’t know書きましょう。書けるものを書いて、選択肢を減らすことも正解への近道になります。あとはwhere to+動詞の原形で書きます。
(3) it for toの文です。骨組みをおさえておけば、あとは適語を入れて文は完成です。「It+形容詞+for+人+to+動詞の原形」です。
(4) Look at the girlがこの文の主の部分になります。あとは現在分詞を用いた後置修飾でthe girlを説明します。
(5) My brother asked meをまず作ります。文章は過去形なので、現在形のbringはtoの力を借りてto bringにします。bringには目的語が必要なので、後ろにsome medicineをつなげれば完成です。文中の各語の働きを意識しながら文を作っていきましょう。

問6 資料読取問題

(1)は「500円で何が買えるか。」が聞かれています。選択肢に含まれる商品の値段を資料から読み取り、500円内に収まるものを選びましょう。

(2)は内容に合っていないもの、つまり資料からは読み取れないものを選びます。行われるイベント、それを行う人、時間等を読み取りましょう。イが正解です。高校生によるコンサートはありますが、時間は2時間ではなく1時間です。

問7 英作問題

自分が書ける内容で書きましょう。とはいえ、テーマは「良い日本のプレゼント」なので、日本に関係するものでなければなりません。書ける日本の伝統工芸品があれば、それを利用することが出来ます。
模範解答は毎回目を通しておきましょう。「こういう内容で書けば良いんだ」という発見があるかもしれません。

問8 長文問題

(1)の解き方です。
Aは、Bobが「It was so nice.」と答えていることに注目です。wasで聞かれたのでwasで答えています。単純ながらかなり大事なルールです。エが正解になります。

Bは、Kenが「サウナは1964年に日本で一般的になった」と言っています。イの「サウナは日本でいつ一般的になりましたか」に対する返答です。
Cは、KenがBecauseで答えていることに注目します。WhyとBecauseはセットで考えておくと良いですね。「なぜ〜?」と「なぜなら・・・」の関係です。カが正解です。

Dは難度高めです。Dの前で、「フィンランドではサウナは一般的で、一週間で何度か入る」旨の発言をKenがしています。それを聞いたBobが「どうしてそうできるのか」つまり「どうして一週間で何度かサウナに入れるのか」と聞いています。アが正解です。
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