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中学三年 第3回 『学習の診断分析』(英語編)

2023年度第3回 学習の診断分析

【今回の診断は】

・試験のスケジュールから

3回目の診断でした。定期試験が終わってから診断だった人もいれば、診断後にすぐに定期試験があるという人もいることでしょう。繰り返しテスト形式で問題に取り組むことで理解を定着させていくことが出来ます。

・試験問題を分析してみると

診断に慣れてきたら似たような問題が出されていることに気付きますね。自分の中で正答率が良い問題、悪い問題、得意な問題、苦手な問題がなんとなく掴めてきたでしょうか。そこから“得意な分野は確実に点数を取る”とか“苦手な分野で1点でも多くとる”などの目標を決めてみましょう。目標があればそのために何をしなければならないかが明確になってきます。

・英文法について気になる出題とは

文法は分詞まで出題されていました。分詞を用いた表現は並び替え問題で問われることが多いです。勿論、他の問題にもよく顔を出してきます。類題をたくさん解いて表現を身に着けていきましょう。

・次回の診断に向けて

文法の理解に加えて、長めの英文にも慣れていってください。入試では長文問題が多く出題されます。問6や問8のような「文章を読んで解く」タイプの問題にも機会あればどんどんチャレンジしてください。


問1 リスニング問題

Cは長めの文章を聞き取る問題です。聞き取るべき情報を整理しておきましょう。

事前に問題を見て日本語にしておけば、(1)は古い何かを訪れた。(2)(3)では、それは何年前かに建てられて、何かとして使われている。(4)では、そこでたくさんの何かを見た。ということがわかります。この4点を聞き取ることができれば正解が分かります。

(4)はpictureで答えないように気をつけましょう。a lot ofとあるので複数形のpicturesになります。
リスニング問題では、放送の前に目を通す、可能ならメモを取る等、正解を出すコツを常に実践していきましょう。

問2 共通問題

(2) 質問の直接の答えになる語が対話文中で最も強く読む語になります。
Aが「どうやって学校に来たのか?」と聞いているので、Bが一番強く発音すべきなのは登校方法になります。正解はウです。

(3)文の区切りは、大体のパターンがあります。今回は to不定詞の前で一旦区切ります。「トムとケイトと私は夏祭りに行った。素晴らしい花火を楽しむために。」という感じになります。

(6) は様々な形式がありますが、今回は反対の意味を表す語を答えさせる問題でした。アはhave you livedとなっているので in が入りそうですが、その後の語はthese two cats なので in は違います。“猫と一緒に”である with が入ります。 となるとイには with の反対である without が入ります。“猫なしでは生きらえない”という意味になります。

問3 四択問題

(1) 今朝、自分が何をしていたかを答えるので、主語が自分で、時制は過去の文を選びます。I was not at home となっているイが正解になります。
(2) 解答の日本語は“テニスをしなければならない”となっています。イやウは解答がYesかNoになります。エであれば人物を答えなければなりません。正解は whatで聞いているアになります。

(3) ピアノの練習を始めた時を聞いています。ウは方法、エは理由を答えているので違います。 after schoolとあるアが正解です。
(4) 相手の電話番号を知らないので、教えてもらいましょう。Please tell me〜?と聞いているウが正解です。

(5) アメリカとカナダの大きさについて尋ねていますが、Aが2つ目のセリフで「アメリカはカナダほど大きくない」と言っているので、Bは『アメリカ>カナダ』と考えていたようです。America is larger than Canada となっているイが正解です。

問4 対話文完成問題

(1) 町に博物館があるかどうかを聞いています。There is/are〜を使います。疑問文の語順にするのを忘れないようにしましょう。「〜がある」を表す表現はシンプル過ぎて忘れやすいので復習しておきましょう。
(2) 「もし明日晴れていたら」の意味になります。天気についてなので it is〜の形になります。接続詞if以降の文は未来でも現在形で書きます。すこし難度高めです。

(3) 回数を尋ねています。つまりは「数」を尋ねていることになります。How many times〜?が正解になります。
(4) 冬休みがいつ始まるか、を間接疑問文で書きます。 when winter vacation startsになります。三人称のsを忘れずに。

(5) 「重すぎて運ぶことができない」の文を作ります。too〜to…の形がすぐに浮かぶようにしましょう。こういうタイプの問題は瞬時に解いて時間を稼ぐことが出来ます。 so〜that 主語 cannot…の形への書き換え問題でも出てきます。


問5 並び替え問題

選択肢から大体の文の全体像をイメージし、ある程度の語の塊をつくれるようになりましょう。


(1) 英文の基本は“主語+動詞+目的語”です。この並びをまず完成させてください。「私の父がくれました」。My father gave まで書きます。次に「私に彼の時計を」なのでme his watch が続きます。give 人 物の順番を外さないようにしましょう。
(2) How long have you livedまでは一息で書きたい表現です。
(3) it for toの文です。語数を要する表現なので覚えておくと便利ですね。
(4) want人toの文です。意味は「人に〜してほしい」です。すぐにwant toを作らないように注意です。
(5) 現在分詞を用いた後置修飾の文です。the girlの後ろにdancing on the stage を続けます。今後何度も書くことになる表現です。

問6 資料読取問題

(1)はバスが動物園を出る時間を答えます。9時に到着して5時間滞在するので、何時に動物園を出るでしょうか。
(2)は正しくないものを選びます。「できる」か「できないか」をお知らせの下半分から読み取りましょう。

問7 英作問題

「日本のお気に入りの場所」がテーマでした。観光名所や有名場所で1つ文章を書けるようにしておくと便利ですね。長期休暇で行きたい場所や海外からの友人を連れていきたい場所等々の問題へ応用させることができます。書ける内容のカードを増やしていきましょう。

問8 長文問題

(4)のような日本語で説明する文章は敬遠しがちですね。でも意外と正解は近くに潜んでいたりします。

Nickの発言の理由を2つ答えるので、下線部を含むNickの発言から探します。下線部前の2文を上手く訳せれば正解になります。
「これかな?」と思ったものは必ず解答として残しましょう。自信が無くても正解は正解です。
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