中学三年 第二回 学習の診断分析 (英語編)PART1
2016年度第2回 学習の診断分析
問1 リスニング問題
前回はAのイラスト問題の解き方に触れました。復習しておきましょう。今回も1問ごとにイラストを見て解く問題でした。何が描かれているのかを掴み、問題に書きこんでおきます。
例えば(1)であれば、ア:服屋、イ:ケーキ屋さん、ウ:フラワーフェスティバル等書いておきます。ア:服、イ:ケーキ、ウ:花ぐらいでも大丈夫です。リスニングテストの持つ独特の緊張感には注意です。簡単そうに見える問題でも、得られた情報は書いておきましょう。
さてB問題です。これも各選択肢の意味を取っておきましょう。もちろんラフで大丈夫です。(1)は、ア:バスで。イ:車で。ウ:自転車で。エ:歩いて。(2)は、ア:6時。イ:6時ぐらい。ウ:6時前。エ:6時後。
(3)は、ア:テーブルの上。イ:机の下。ウ:手の中。エ:バッグの中。程度が書けていれば十分です。たまに引っかけ問題が出ることもあります。特に今回は3問ともあまり素直な問題ではありませんでした。(1)は夏と冬で通学方法が違っており、冬の通学方法を答えなければならない問題でした。
また(2)は、“コンサートが6時に始まるので、少し前に家に来て。”というセリフから正解を探す問題でした。さらに(3)は、時計の場所を聞き取る問題でしたが、先に出てきた“テーブルの上”ではなく、“机の上にある私のバッグの中”に時計があるという内容でした。
問2 共通問題
問2は、今後ほぼ変わらず、今回のようなパターンで問題が出続けます。解き方を覚えてしまえば点を取ることが出来る問題が多いですので、早めにそれを掴みましょう。
今回は(3)、(4)の解き方です。
(3)は、まさに解き方を覚えてしまえば、今後正解し続けることが可能な問題です。最も強く発音する語は、ほとんどの場合、会話の中で新しく出てきた語です。それを探してください。
加えてAが疑問詞を用いた疑問文で尋ねていれば、より正解は見つけやすくなります。アのTheyはAのセリフの中のpicturesを言い換えたものなので新しく出てきた語ではありません。イのtakenもAのセリフの中に既に出ています。
ウのAmerica、エのApril、オのfirstが新しく出てきた語です。ただ、AはWhereを用いて“場所”を聞いていますので、答えるべきは場所を表す語です。つまり正解はウのAmericaになります。
別の考え方ですが、最も強く発音する語は、“それだけで最低限の会話が成立する語”でもあります。今回の問題であれば、A“これらの写真どこで撮ったの?”B“アメリカ。”といった具合に会話が成立します。こういう語を探していってください。
(4)の文の区切れを探す問題は、どのような構造の文が出てくるかで考え方が変わります。今回の文は、長い主語の後、つまりエで区切るのが正解でした。日本語に訳してみると案外簡単に区切れを見つけられるかもしれません。
“世界で最も短くて美しい詩は俳句です。”がこの文の訳です。この訳のどこに“間”を作れば、一番自然に聞こえるでしょうか。“世界で・・・最も短くて美しい詩は俳句です。
”、“世界で最も短くて・・・美しい詩は俳句です。”、“世界で最も短くて美しい詩は・・・俳句です。”これらを実際口に出して読んでみると、最後の間の開け方が日本語的にも自然に聞こえると思います。これに関しては日本語と英語はほぼ同じような感覚です。
(3)、(4)は解き方をおさえれば、点数につなげることが出来ます。入試にもたまに出てきますので、今のうちからしっかり正解出来るようにしておきましょう。
問3 選択問題
この問題では、答えの探し方を解説します。
(1) “have”が出てきた時点で完了形です。迷いなく過去分詞形を選んでください。
(2) イかウで迷いますが、Bのセリフを見ると、時制が過去形であることが分かります。もしBのセリフが“Sara does.”であればイが正解になります。
(3) 選択肢は全てbe動詞です。Aのセリフの主語に注目しましょう。主語がthe classroomsと複数形になっています。またBが現在形で答えていますので、現在形で複数形に付けることが出来るbe動詞、つまりareが正解です。
(4) “あなたの将来の計画”が聞かれています。自分の兄について答えているア、過去形を使っているイは消えます。将来の計画をはっきり答えているウを選びます。
(5) “他に何かいかがですか。”と聞かれているので、Bは客側のセリフになります。店員のセリフであるアとウは消えます。またメインの注文は既に終わっていることも分かりますので、イも消すことが出来ます。
問4 書き換え問題
問われている形は大体同じようなものです。パターンをおさえましょう。
(1) 比較級の書き換えです。何と何が比べられているのかをしっかりと読み取ります。
not as easy asですので、this question はthat oneほど簡単ではないことがわかります。つまり“より難しい:more difficult”ということです。
(2) 地味によく問われている形式です。逆に“yearsold”を答えさせるパターンの問題もあります。be動詞+過去分詞の受動態も覚えておきましょう。
(3) 疑問詞+toを答える問題でした。文中に2連続で空欄がある場合には、この形を疑ってみてください。
(4) 文中にセリフが出てくると、“ask人to”か“tell人to”を考えます。セリフがお願いであればaskを、命令であればtellを使います。加えて、セリフ内のmeをhimに変えて2つ目の( )に入れる必要がありました。これは少し難しかったと思います。
問1 リスニング問題
前回はAのイラスト問題の解き方に触れました。復習しておきましょう。今回も1問ごとにイラストを見て解く問題でした。何が描かれているのかを掴み、問題に書きこんでおきます。
例えば(1)であれば、ア:服屋、イ:ケーキ屋さん、ウ:フラワーフェスティバル等書いておきます。ア:服、イ:ケーキ、ウ:花ぐらいでも大丈夫です。リスニングテストの持つ独特の緊張感には注意です。簡単そうに見える問題でも、得られた情報は書いておきましょう。
さてB問題です。これも各選択肢の意味を取っておきましょう。もちろんラフで大丈夫です。(1)は、ア:バスで。イ:車で。ウ:自転車で。エ:歩いて。(2)は、ア:6時。イ:6時ぐらい。ウ:6時前。エ:6時後。
(3)は、ア:テーブルの上。イ:机の下。ウ:手の中。エ:バッグの中。程度が書けていれば十分です。たまに引っかけ問題が出ることもあります。特に今回は3問ともあまり素直な問題ではありませんでした。(1)は夏と冬で通学方法が違っており、冬の通学方法を答えなければならない問題でした。
また(2)は、“コンサートが6時に始まるので、少し前に家に来て。”というセリフから正解を探す問題でした。さらに(3)は、時計の場所を聞き取る問題でしたが、先に出てきた“テーブルの上”ではなく、“机の上にある私のバッグの中”に時計があるという内容でした。
問2 共通問題
問2は、今後ほぼ変わらず、今回のようなパターンで問題が出続けます。解き方を覚えてしまえば点を取ることが出来る問題が多いですので、早めにそれを掴みましょう。
今回は(3)、(4)の解き方です。
(3)は、まさに解き方を覚えてしまえば、今後正解し続けることが可能な問題です。最も強く発音する語は、ほとんどの場合、会話の中で新しく出てきた語です。それを探してください。
加えてAが疑問詞を用いた疑問文で尋ねていれば、より正解は見つけやすくなります。アのTheyはAのセリフの中のpicturesを言い換えたものなので新しく出てきた語ではありません。イのtakenもAのセリフの中に既に出ています。
ウのAmerica、エのApril、オのfirstが新しく出てきた語です。ただ、AはWhereを用いて“場所”を聞いていますので、答えるべきは場所を表す語です。つまり正解はウのAmericaになります。
別の考え方ですが、最も強く発音する語は、“それだけで最低限の会話が成立する語”でもあります。今回の問題であれば、A“これらの写真どこで撮ったの?”B“アメリカ。”といった具合に会話が成立します。こういう語を探していってください。
(4)の文の区切れを探す問題は、どのような構造の文が出てくるかで考え方が変わります。今回の文は、長い主語の後、つまりエで区切るのが正解でした。日本語に訳してみると案外簡単に区切れを見つけられるかもしれません。
“世界で最も短くて美しい詩は俳句です。”がこの文の訳です。この訳のどこに“間”を作れば、一番自然に聞こえるでしょうか。“世界で・・・最も短くて美しい詩は俳句です。
”、“世界で最も短くて・・・美しい詩は俳句です。”、“世界で最も短くて美しい詩は・・・俳句です。”これらを実際口に出して読んでみると、最後の間の開け方が日本語的にも自然に聞こえると思います。これに関しては日本語と英語はほぼ同じような感覚です。
(3)、(4)は解き方をおさえれば、点数につなげることが出来ます。入試にもたまに出てきますので、今のうちからしっかり正解出来るようにしておきましょう。
問3 選択問題
この問題では、答えの探し方を解説します。
(1) “have”が出てきた時点で完了形です。迷いなく過去分詞形を選んでください。
(2) イかウで迷いますが、Bのセリフを見ると、時制が過去形であることが分かります。もしBのセリフが“Sara does.”であればイが正解になります。
(3) 選択肢は全てbe動詞です。Aのセリフの主語に注目しましょう。主語がthe classroomsと複数形になっています。またBが現在形で答えていますので、現在形で複数形に付けることが出来るbe動詞、つまりareが正解です。
(4) “あなたの将来の計画”が聞かれています。自分の兄について答えているア、過去形を使っているイは消えます。将来の計画をはっきり答えているウを選びます。
(5) “他に何かいかがですか。”と聞かれているので、Bは客側のセリフになります。店員のセリフであるアとウは消えます。またメインの注文は既に終わっていることも分かりますので、イも消すことが出来ます。
問4 書き換え問題
問われている形は大体同じようなものです。パターンをおさえましょう。
(1) 比較級の書き換えです。何と何が比べられているのかをしっかりと読み取ります。
not as easy asですので、this question はthat oneほど簡単ではないことがわかります。つまり“より難しい:more difficult”ということです。
(2) 地味によく問われている形式です。逆に“yearsold”を答えさせるパターンの問題もあります。be動詞+過去分詞の受動態も覚えておきましょう。
(3) 疑問詞+toを答える問題でした。文中に2連続で空欄がある場合には、この形を疑ってみてください。
(4) 文中にセリフが出てくると、“ask人to”か“tell人to”を考えます。セリフがお願いであればaskを、命令であればtellを使います。加えて、セリフ内のmeをhimに変えて2つ目の( )に入れる必要がありました。これは少し難しかったと思います。
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