中学三年 第五回 『学習の診断』 (英語編)
2018年度第5回 学習の診断分析
【第5回の診断でした】
さあ入試が近づいてきました。私立高校の試験が始まっていきます。
問5の分析でも触れましたが、問題を見て、どの文法を使って答えるべきか気付く必要があります。何もない状態から正解にたどり着くのは至難の業です。診断テストも入試も総合力が問われます。
類題を何題も解いて慣れていく必要があります。また問題のパターンもおさえていきましょう。問4の書き換えなどは、大体同じ系統の問題が出されています。理解することも大切ですが、“解き方を覚えてしまう”のも大切なことです。
数問ずつでもいいので、毎日問題をこなしていきましょう。それが自分の力と自信になります。
問1 リスニング問題
難度が高かったです。
(1)は試合の開始時間を尋ねています。nineとeight thirtyという2つの数字が聞こえてきますが、nineが正解です。eight thirtyは、ケンがマイクの家に行く時間です。
(2)はケンがマイクにお願いしていることを答えます。解答をしっかり書きましょう。“野球をすること”や“試合すること”ではなく、“野球の試合に参加すること”と答えます。入試のリスニングにもよくでます。
確実に点数を取るために、聞こえてきた情報を十分に日本語に直して解答にしてください。
問2 共通問題
今回もほぼ同じ系統の問題が出ました。解き方はつかめたでしょうか。
(2)の発音問題は、大体同じ候補から毎回設問されています。気を付けるべき単語をいくつかリストアップするのは助けになります。例えばreadは、過去形と過去分詞形では、綴りは変わりませんが発音が変わります。
過去の診断テストを見直して、どういう単語が発音問題に出てきたか復習しておきましょう。
問3 選択問題
(1) 意外と難しい問題です。リンゴが複数形になっているので、アとイは違います。manyは数えられるものに、muchは数えられないものに付けます。“複数形に出来る=数えられる”です。
(2) 見つけたペンの持ち主を尋ねています。エが正解です。
(3) want人toの人の部分を答える問題です。常に一語とは限りません。且つ現在分詞の後置修飾も絡んだ問題でした。
(4) Bのセリフに注目です。“5年間”と期間を答えているので、エが正解になります。
(5) “相手”に“小さいサイズ”を尋ねている又は頼んでいる表現が正解になります。
(6) 会話の中にwillが出てきます。先のことが話題になっているので、イやエは消えます。またBが“特にない。”と答えているので、経験を聞いているアも間違いです。
問4 書き換え問題
(1) 比較の書き換えです。“母が父よりも忙しい”という文を書きます。
(2) 文頭のStudyingはクリアしましょう。不定詞→動名詞です。後半はveryを lot ofで書き換えます。
(3) 関係代名詞と分詞はセットでおさえておきましょう。逆もよく出ます。
(4) favoriteからbestへの書き換えパターンはよく出ます。
問5 並び替え問題
今回は選択肢から予想できる文法をまとめてみました。
(1) 現在完了形。
(2) 不定詞を用いた表現。
(3) There is構文と関係代名詞thatを省略した表現。
(4) 間接疑問文。
(5) give+人+物の表現と不定詞を用いた表現。
(6) 関係代名詞whoを用いた表現。
選択肢を見たときに上述の各文法項目が頭に浮かぶことが大切です。ここが出てこないと並び替え問題は苦労します。類題を解いて、解答時間の短縮を目標にしましょう。
問6 英文要約問題
各選択肢のラフな訳を取りましょう。
ア お年寄りも招待します。
イ 明日コンサートを開く。
ウ 2つとも40分です。
エ 来て彼らと一緒に歌を歌いましょう。
オ 最初が9時から、2つ目が10時から開始。
カ これについてお伝えします。
これを自然な並びに出来れば正解です。
問7 英作問題
なかなかの難問でした。架空の話でも考えるのが難しかったかと思います。書けなかったのは仕方なかったことにして、次に備えましょう。こういう系統の英作の可能性もあるということです。
問8 長文問題
入試では長文問題がメインになります。“読んで考えて解く”力を身に着けていきましょう。
全文読んで隅々まで理解する必要はありません。必要な所に力を込めて読んでいきます。
(4)は“佐藤さん”がカギです。エディ・ジョーンズの通訳を務めている佐藤さんですが、本文の中ではCが含まれているケンのセリフの中にしか出てきません。つまり答えはこのセリフの中に出てきます。
また答えに直接関係する文章中の単語の意味も注記に記載されています。上手く利用しましょう。
(5)は「メガホンヤク」に関するものですが、これが出てくるのは文章の最後です。つまりここを読めば答えを見つけることが出来ます。言語数、使われている場所、「ヤク」の語源が読み取れれば点数を取ることが出来ます。
【第5回の診断でした】
さあ入試が近づいてきました。私立高校の試験が始まっていきます。
問5の分析でも触れましたが、問題を見て、どの文法を使って答えるべきか気付く必要があります。何もない状態から正解にたどり着くのは至難の業です。診断テストも入試も総合力が問われます。
類題を何題も解いて慣れていく必要があります。また問題のパターンもおさえていきましょう。問4の書き換えなどは、大体同じ系統の問題が出されています。理解することも大切ですが、“解き方を覚えてしまう”のも大切なことです。
数問ずつでもいいので、毎日問題をこなしていきましょう。それが自分の力と自信になります。
問1 リスニング問題
難度が高かったです。
(1)は試合の開始時間を尋ねています。nineとeight thirtyという2つの数字が聞こえてきますが、nineが正解です。eight thirtyは、ケンがマイクの家に行く時間です。
(2)はケンがマイクにお願いしていることを答えます。解答をしっかり書きましょう。“野球をすること”や“試合すること”ではなく、“野球の試合に参加すること”と答えます。入試のリスニングにもよくでます。
確実に点数を取るために、聞こえてきた情報を十分に日本語に直して解答にしてください。
問2 共通問題
今回もほぼ同じ系統の問題が出ました。解き方はつかめたでしょうか。
(2)の発音問題は、大体同じ候補から毎回設問されています。気を付けるべき単語をいくつかリストアップするのは助けになります。例えばreadは、過去形と過去分詞形では、綴りは変わりませんが発音が変わります。
過去の診断テストを見直して、どういう単語が発音問題に出てきたか復習しておきましょう。
問3 選択問題
(1) 意外と難しい問題です。リンゴが複数形になっているので、アとイは違います。manyは数えられるものに、muchは数えられないものに付けます。“複数形に出来る=数えられる”です。
(2) 見つけたペンの持ち主を尋ねています。エが正解です。
(3) want人toの人の部分を答える問題です。常に一語とは限りません。且つ現在分詞の後置修飾も絡んだ問題でした。
(4) Bのセリフに注目です。“5年間”と期間を答えているので、エが正解になります。
(5) “相手”に“小さいサイズ”を尋ねている又は頼んでいる表現が正解になります。
(6) 会話の中にwillが出てきます。先のことが話題になっているので、イやエは消えます。またBが“特にない。”と答えているので、経験を聞いているアも間違いです。
問4 書き換え問題
(1) 比較の書き換えです。“母が父よりも忙しい”という文を書きます。
(2) 文頭のStudyingはクリアしましょう。不定詞→動名詞です。後半はveryを lot ofで書き換えます。
(3) 関係代名詞と分詞はセットでおさえておきましょう。逆もよく出ます。
(4) favoriteからbestへの書き換えパターンはよく出ます。
問5 並び替え問題
今回は選択肢から予想できる文法をまとめてみました。
(1) 現在完了形。
(2) 不定詞を用いた表現。
(3) There is構文と関係代名詞thatを省略した表現。
(4) 間接疑問文。
(5) give+人+物の表現と不定詞を用いた表現。
(6) 関係代名詞whoを用いた表現。
選択肢を見たときに上述の各文法項目が頭に浮かぶことが大切です。ここが出てこないと並び替え問題は苦労します。類題を解いて、解答時間の短縮を目標にしましょう。
問6 英文要約問題
各選択肢のラフな訳を取りましょう。
ア お年寄りも招待します。
イ 明日コンサートを開く。
ウ 2つとも40分です。
エ 来て彼らと一緒に歌を歌いましょう。
オ 最初が9時から、2つ目が10時から開始。
カ これについてお伝えします。
これを自然な並びに出来れば正解です。
問7 英作問題
なかなかの難問でした。架空の話でも考えるのが難しかったかと思います。書けなかったのは仕方なかったことにして、次に備えましょう。こういう系統の英作の可能性もあるということです。
問8 長文問題
入試では長文問題がメインになります。“読んで考えて解く”力を身に着けていきましょう。
全文読んで隅々まで理解する必要はありません。必要な所に力を込めて読んでいきます。
(4)は“佐藤さん”がカギです。エディ・ジョーンズの通訳を務めている佐藤さんですが、本文の中ではCが含まれているケンのセリフの中にしか出てきません。つまり答えはこのセリフの中に出てきます。
また答えに直接関係する文章中の単語の意味も注記に記載されています。上手く利用しましょう。
(5)は「メガホンヤク」に関するものですが、これが出てくるのは文章の最後です。つまりここを読めば答えを見つけることが出来ます。言語数、使われている場所、「ヤク」の語源が読み取れれば点数を取ることが出来ます。
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