2017.11.16 Thursday
17:01 | posted by
risuukan
第四回診断テスト分析(数学)
今回の診断は前回よりは難易度が上がったと思う。問2の計算自体は難しくはないが、出題のされ方で難しくなっている。
問3の図形は、(4)以外は難しくはない。問4は確率自体は難しくないが、問題文をきちんと理解できるかがポイントとなる。
問5の関数は(1)〜(3)までは難しくはないのだが、いつもと図の感じが違うので戸惑った人もいるかもしれない。問7の相似の証明は解きやすかった。このレベルを確実にできるようにしておこう。
次回は1月の第五回の診断になる。平行線と比や三平方の定理までが範囲になり、図形が難しくなってくる。期末試験の範囲とも重なってくるので普段の学習から丁寧に解いていこう。
また期末試験が終わると気が緩みがちだが、ここからは志望校を絞り込み受験に向けて集中していく時期になる。12月には、やりきれてない単元や苦手な単元を全力で克服しておこう。
問1は計算問題。
正負の数、文字式の計算、連立方程式、因数分解、平方根、二次方程式が出題された。(3)のA=B=Cの連立方程式は、A=C、B=Cの形に直す。(4)の因数分解はまずくくる癖をつけよう。
問2は計算の応用。
(1)の比の計算は今後図形でもお世話になる。出来るようにしておこう。(2)は知っていれば確実に解ける。係数の大きいYに1から順番に自然数を代入していく。(4)は乗法公式を利用して変形するが、代入していってもよい。(5)はアイデアを思いつくか。=0になる式と求める式が1違うことを利用する。
問3は図形からの出題。
(1)の角度の計算は取れるようにしておきたい。内角・外角の関係を利用する。(2)は相似な図形を選ぶ。確実に取りたい。(3)は立体について。円錐を展開したときのおうぎ形の面積になる。半径×弧÷2を使うと早い。(4)は面積比の問題。相似を使う。向かい合う三角形が相似で相似比は5:2。
問4は確率の問題。
ルールが理解できるか。樹形図そのものはコイン三枚の表裏なので、全部で8通りになる。あとはそれぞれ次郎さんと花子さんが何点になるかまで書いておくと分かりやすい。
問5は二次関数の問題。
(1)では分かっている座標を代入してゆくだけ。(2)は変域の計算。なので(1)(2)は図がよく分からなくても解ける。(3)はADの長さなので、AのY座標からDのY座標を引くとよい。点Aの座標は(−6,9)、点Dは(−6,3)なので6。(4)は文字aを使ってBEとADを表して、式をつくる。
問6は一次方程式の文章題。
1時間当たりの面積で比べる。20%小さくなるということは×0・8でよい。解の確かめを忘れない事。
問7は三角形の相似の証明。
平行四辺形なので対角が等しいことを使う。なぜ等しくなるか、根拠も書いておくこと。
問8は二等辺三角形になることの証明。
正方形であることと最初の仮定を利用して、合同を示す。対応する辺の長さが等しいので、二等辺三角形であることが示せる。
2017.11.16 Thursday
16:54 | posted by
risuukan
2017 年度第 4 回 学習の診断分析
第 4 回の診断でした。診断テストも残り 3 回です。どのくらいの点であれば確実に取れるのか、自分の中で判断できるようになりましょう。
勿論得点の変動はあると思いますが、“それでもこの点数は確実にクリア出来る。”という最低ラインを見定めておくと自信につながります。
現在学習している関係代名詞が、中学校で学習する最後の英文法になります。それが済むと 3 年間の復習をどんどん行っていくことが出来ます。
意外と試験当日まで時間はあります。今一度、しっかりと学んできたことを見直して、自分が苦手としている分野を見定めていきましょう。
問 1 リスニング問題
今回はもう一度 A 問題について説明します。なぜならかなり捻った問題だったからです。
(1) は会話文の中に出てくる“曜日とメニュー”の正しい組み合わせを選ぶ問題でした。月曜日にカレーライス、火曜日にスパゲッティ、そしてピザが食べたければ土曜日という内容が放送されました。
イラスト見ればわかりますが、メニュー名を日本語で書いておきましょう。また曜日名もカタカナで大丈夫ですので、書いておけば聞きながら焦ることはありません。
(2) はブラジルへの手紙の切手代が幾らになるのかを選ぶ問題です。実は、正解は直接聞こえてきません。
“カナダに送った時に 110 円かかった。それよりはかかるだろう。”“ 200 円以上はかからない。”という 2 つのヒントから、イの 130 円という答えを導きます。
(3) のような時刻が絡む問題は、時間を書いておきましょう。今回はすべて 9 : 30 でした。“駅で 9 : 30 に待ち合わせ。”と聞こえてきますので、アを選びます。
イラスト問題は単純な時もあれば、時に聞き手を惑わすような文面で出されることもあります。しっかりとイラストから読み取れる情報を問題用紙に書き込んでおきましょう。
問 2 共通問題
(2) のイに出てくる said は要注意です。“セイド”と発音しないように。正しくは“セド”に近い音です。“セイド”と間違って読むであろうと予測し、“エイ”の音を含む play をあててきています。このパターンよく見られます。
(3) はあくまでも新情報を選びましょう。“誰が作ったか”が論点ですので、エが正解になります。文中に疑問詞が出てくると、それに対応する部分が正解になります。
(5) はコンサートの感想を聞かれているので、感想を述べているものは軒並み“ふさわしい”ものになります。感想になっていないものが“ふさわしくない”ものになります。
問 3 選択問題
(1) 疑問詞が選択肢に出てきた場合、相手の返答に注目します。 A のセリフだけだと、イとエが正解になります。ただ、 B が“祖父の家の近くに”と答えていますので、場所を尋ねていたことが分かります。
(2) 比較級と最上級と as 〜 as を混ぜないように。“剣山よりも石鎚山の方が高い”と言いたいので、イが正解になります。アは“石鎚山は剣山ほど高くない”という意味になってしまいます。
(3) “ tell 人 to ”の理解があれば瞬時に解けます。用いる動詞に特徴がある文法はしっかりおさえておきましょう。解答時間の短縮につながります。
(4) アイウで悩んだかもしれません。アであれば、 B が It’s ten forty. という回答をします。ウは間接疑問文なので、 does が不要です。
(5) celebrate の形だけでなく、 in か on かの選択も問われた問題でした。“ 10 月 31 日に祝われている”ので過去分詞形にします。また具体的な日付には on を使います。
(6) 教科書でも出てきたネタですね。伝統的な日本食が人気なのは、脂肪分が少ないからです。これが分からなくても、他の選択肢は“新鮮な魚や野菜を使っていない”“ヘルシーではない”等、日本食が人気になる理由の説明にはなりません。
問 4 書き換え問題
(1) it for to の文です。 It is で書き始めることが多いと覚えておきましょう。あとは listening を to +不定詞の形に直すので listen にします。
(2) 比較は要注意です。今回は比較級を as 〜 as で書き換えます。元の文章で can が使われていますので、 can’t で否定します。
(3) when を接続詞として捉えます。なので when の後に he を主語に文章を書いていきます。
(4) “サッカーの試合を見ることが私をワクワクさせます。”という文章を作ります。動名詞、 make を上手く利用します。
書き換え問題は、消えてもいい語と、消えてはいけない語を見分けていく必要があります。 listening や start 、 watch など動きを笑わす語は、形は多少変化しますが、それ自体は消えてはいけない語です。
問 5 並び替え問題
(1) 過去分詞を用いた文です。後置修飾の文が自然に書けるように何度も練習です。
(2) “ Could you tell mehow to get to the< 目的地”と“ Could you tell me the way to the 目的地”の 2 つは道を聞く常套句です。暗記してください。
(3) 文が長くなった時に気を付けるのは、一番伝えたいことがぼやけることです。こうなると、語順が滅茶苦茶になってきます。
まずは、“ケンと私は親友だ。”という部分を作ります。その後に“ 10 年以上”という表現をつけます。時間や場所的な表現は基本的に文の最後の方に出てきます。“一番伝えたいことは何か”を常に考えておきましょう。
(4) 選択肢から so 〜 that 構文であることに気づけます。さらに接続詞 that があるということは、その後ろに、主語+動詞の形で文章が続いていきます。各語が文章中で果たす役割を整理していきましょう。
(5) これも“けん玉が何なのか”をまず説明します。 A kendama is a toy. を作ります。 be 動詞に注意しましょう。
be 動詞はその前後の語をイコールで結ぶ力があります。もし adults を置いてしまうと、“けん玉は大人です。”という変な文が出来上がります。作った文の後に、過去分詞を置いて、けん玉が“どのような”おもちゃなのかを説明していきます。
問 6 英文要約問題
(1) は直接答えがかかれていません。“子規が 22 歳の時に漱石に出会い、子規が 34 歳で亡くなる時まで友情が続いた。”とあるので計算して 12 が正解になります。
(2) はそのまま読み取ります。兄・弟どちらでも大丈夫です。
(3) は“素晴らしい友を持つこと”が正解です。“友を持つこと”や“友人”のような回答は避けましょう。書かれていることを、そのまま訳して回答にすることが、今後点数を取るうえで重要になります。
問 7 英作問題
突然懐かしさすら感じるお題が出ました。ただ、こういうお題こそ、点数を取りに行くテクニックを存分に使うことが出来ます。
自分の夢が実際にあるかもしれませんが、それを英語で表現できないのであればあきらめましょう。無理して書く必要はありません。自分が確実に書ける職業名を用いて書きいきましょう。
My future dream is to be a tennis player.Because I like tennis very much. So I have to practice it hard. I want to be a good tennis player like Kei Nishikori.
例えばこの文でも、 3 文以上 25 語以上、それをあげた理由、努力したいことなどの条件をクリアすることが出来ます。
将来の夢、高校生になってしたいこと、冬休みや春休みの予定等が今まで英作問題のお題として出されてきました。前もって考えておきましょう。それをそのまま書けば点数を取れます。
問 8 長文問題
今回は (3) や (5) のような日本語で説明するタイプの問題の解き方です。
(3) は that が指す内容を答える問題です。
基本的には直前の一文や直前の段落がそのまま答えになります。今回は星山理佳さんの羊の切手にまつわる話をまとめます。
解答用紙にガイドラインとなる日本語が既に書かれており、それぞれに“ 2003 年”“ 2015 年”と年号が入っていますので、それらを直前の早紀のセリフから見つけ、上手く訳します。“ 2003 年の切手では羊がマフラーを編んでいたこと、 2015 年の切手では羊がそれを身に着けていたこと。”が見つけられれば good です。
(5) は指定された語句を用いて答える問題でした。“ホルン”や“郵便配達人”という単語には注釈がつけられ、文末にまとめられていました。
注釈に載せられている順番が最後の方ですので、文章中でも最後の方に出てくることが予想されます。
実際答えになる部分は、文章の最後のマイクの長いセリフの中にあります。問題を解くために、毎度長文を読み直すのは骨が折れる作業です。効率的に正解につながる部分を探す技術を身に着けていきましょう。