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学習指導 ブログ

中学三年 第一回 学習の診断分析(英語編)

当塾塾生・当塾保護者様・当塾をお考えの方

2019年度第1回学習の診断分析です!

最初の診断テストはどうだったでしょうか。この点数で志望校が決まっていきます。とはいえ、今は自分の総合力を計るものとして診断テストを利用していきましょう。

英語は大体同じパターンでの出題が続きます。類題の連続で飽きてくるかもしれませんが、何度も何度も問題を解いて解き方に慣れていきましょう。理解して解くことも大事ですが、“前に解いたから、学校で同じような問題が出たから”という理由で正解できることも大事です。

少しずつの積み重ねが大事になっていきますので、これからの学習を大切にしていきましょう。

それでは、今回の試験の内容を見ていきましょう!


問1 リスニング問題

Aのイラスト問題ですが、イラストをよく見て必要な情報を書き込んでいきましょう。

今回は、会話を聞いてどれについて話しているのかを選ぶ形式でした。

(1)は、towerがキーワードです。“50年間日本で一番高い塔だった”というセリフからイの東京タワーを選びます。ウは“現在日本で一番高い塔”になります。

(2)は、“この中で眠る。”という言葉が聞き取れれば正解できます。ウです。
(3)は、“これを使うともっと速く泳げる”がヒントです。イが正解です。

リスニングテストは貴重な得点源になります。耳から英語を入れる機会があまりないので、苦手意識があるかもしれませんが、得点できるように練習していきましょう。

問2 共通問題

問2は今回のようなパターンで問題が出続けます。解き方を覚えてしまえば点を取ることが出来る問題が多いですので、早めにそれを掴みましょう。

(1)のアクセント問題は心の中でどちらかを思いきり強く発音してみてください。“これは違うかも”と違和感が持てるようになると、アクセント問題は解きやすくなります。授業で新しい単語を学んだ際にアクセントも確認しておきましょう。この積み重ねが正答率upにつながります。

問3 選択問題

(1) these booksが複数形であることと、interestingが動詞ではないことに気づけば、エが正解であると分かります。

(2) 助動詞canがあるので、原形であるイしか正解になりません。文法理解を高めていきましょう。

(3) enjoyには必ず動名詞が続きます。これでイかエに絞れます。English movieは漠然とした映画ではなく、具体的に分かっている一本の映画なので、theをつける必要があります。イが正解です。

(4) 最後のBのセリフに注目してください。これがなければ、アとイも正解になります。“買い物に行かない?”“ごめん。無理。学校に行かないと。”“でも今日は日曜だよ。”“学校で野球の試合があるんだ。”という会話の流れになります。ウが正解です。

(5) これも最後のBのセリフに注目です。“そうなの?行くべきだよ。本当に良いところだよ。”と言っているので、Aが北海道に行ったことがないとわかります。これでウとエに絞れます。文末にあるthereはtoの意味を含んだ単語です。よって正解はウです。

(6) ピザの話をしています。二人ともピザが好きなようなので、正解はアです。比較級を使って最上級の内容を表す表現を覚えておきましょう。

問4 書き換え問題

(1) “母はとても忙しい。”→ “母はすべきことがたくさんある。”の書き換えです。

(2) 比較を用いた書き換えです。“英語は数学ほど難しくない。”→“英語は数学よりも簡単だ。”の書き換えです。

(3) 問題の雰囲気から受け身を使った書き換えだと気づきましょう。be動詞+過去分詞、そして多くの場合、byが続きます。

(4) stillが出てくると、ほぼ現在完了を用いた書き換えになります。未だに晩御飯を食べていますので。“サキはまだ夕食を食べ終えていません。”で書きます。
比較、受け身、現在完了などがこの問題でよく出てきます。

問5 並び替え問題

選択肢から大体の文の全体像をイメージし、ある程度の塊をつくれるようになりましょう。

(1) Doesで書き始める普通の疑問文です。

(2) think thatのthatが省略された形です。I thinkで始めて、残りの選択肢で文章を作ります。

(3) take care ofは確実に書けるように。

(4) 最上級を用いた文です。the most famous soccer playerで“最も有名なサッカー選手”になります。

(5) 時差はthe time differenceです。between A and Bも連語でおさえておきましょう。

(6) 現在完了形の疑問文です。have+過去分詞を確実にクリアしましょう。

問6 文章並び替え

選択肢の大体の意味を取ってみましょう。

ア 本当に?君は親切だね。

イ 駅近くの日本食の店に行く。君もどう?

ウ 良いですよ。駅で君を待ちます。

エ 図書館を出たら連絡して。

オ ユカ、どこに行ってるの?

カ ごめん。図書館に行って、英語の授業用の本を借りないと。

あとはこれを自然な流れに並び替えます。オイカウアエが正解です。


問7 英作問題

英作の鉄則は“書ける内容で書く”です。“書きたい内容があったが、英語でどう書いて良いかわからなかったので書かなかった。”はダメです。

それが自分の本心でなかったり、事実ではなかったりしても大丈夫です。知っている単語で文章を作っていきます。

今回のテーマもそんな感じでした。“毎日の生活で大切にしているものがない。だから書かない。”は論外です。何か書けば点数になる可能性があります。普段から英文を書く練習をしておきましょう。

問8 長文問題

解く際に役立つ3つのポイントを説明します

1つ目に、冒頭の日本語での説明を読みましょう。これで登場人物と場面がわかります。今回はエマと華菜が登場人物で、舞台は札幌であることが分かります。
2つ目に、単語の注釈に目を留めます。

今回は15個の単語、連語の意味がここに書かれていました。毎回多くの単語の意味がここに載せられています。ここを見るだけで、なんとなく文章の内容が掴めることもあります。


3つ目に、(5)のような本文内容の一部を日本語で要約する問題があれば注目します。これを見れば、何が本文中で話されているのか大体掴むことが出来ます。

このように、長文問題といっても、日本語でアプローチできる部分がかなり多くあることに気づかされます。毎回の試験でこの3点を意識して解いていきましょう。



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中学三年 第一回 学習の診断分析 (数学編)

当塾塾生・当塾保護者様・当塾をお考えの方

学習の診断分析数学。今回の診断は、図形の問題がやや難しかったのではないだろうか。厚物などで一年生の復習をしっかりしていこう。

問1、問2の計算の仕方は今後も当然使う。分かってないと危ないという気持ちで復習に取り組んでほしい。

問3の図形では図のイメージがしっかり持てるかと、体積などの公式が理解できているかがポイントになる。問5の関数は定番の問題。出てきた条件をまず代入することに慣れていこう。


問1

正負の数の計算、文字式の計算、1次方程式、展開などの基本的な計算問題。確実に点を取りたいところ。

長い展開の計算は丁寧に行うようにしよう。−がついている計算は分配法則に気をつけよう。

問2

やや複雑な文字式の計算や近似値、1次方程式の解の利用、数量を表す問題。

(1)はもっとも近い整数が問われた。(3)の一次式の計算では求める式をAとおいて考えると求めやすい。この考え方に慣れておこう。

(5)は近似値。小数第2位を四捨五入して8.5なので、8.45以上8.55より小さいとなる。=をつけるかどうかまで気を付けておく。

問3

図形の問題。

図形の移動、立体の展開図、球の表面積、回転体の体積、回転の計算、作図について問われた。

(3)は球の表面積に当てはめるだけだが、分かっているのが直径なので半径に直しておく。

(4)は回転体の体積。公式を覚えておくのはもちろんだが、今回は体積を比較する。「AはBの何倍か」ということは「A÷B」となる。

(5)は回転移動している点の移動距離を求める問題。計算の前にイメージができるかがポイント。正三角形を60°ずつ回転させてみると、中心角が120°のおうぎ形の弧が二回分あることが分かる。

(6)はひし形の作図。短い辺の垂直二等分線上に長い辺の頂点がある。

問4

度数分布の問題。範囲や相対度数とは何のことか知っていると解ける。他にも階級の幅や最頻値、中央値についても知っておこう。

問5

比例・反比例の問題。関数の問題では定番の、座標のX座標からY座標を求めることや、座標から式を求める問題が出た。

第二回以降に出る一次関数、三年で習う二次関数でも同じようなことが問われる。基本的に代入をするだけなので、何をしたらいいのかに慣れておくこと。

(3)は直線の式と点Aが分かっている→点Cが分かる→点Bが分かる→点Dという流れで考える。(4)も同様に、ACの長さが分かっている→点Cが分かる→点Bが分かる→面積という流れ。

問6

一次方程式の問題。人数を求める問題。%あり。男子と女子を合わせると全員になることと%を用いて、方程式を解く。解の確かめも忘れないようにしよう。


【次回の診断は】

夏休み明けになる。少し間が空くが、学校での授業を理解することや宿題を真面目にすることが学力アップにつながる。

手を抜かずに勉強していこう。また部活を引退した後の夏休みは学力アップのために大切な時期。二学期は定期テストや診断が短い間隔であるので目の前の勉強や宿題に追われがち。

時間のある夏休み中に1,2年の復習をいっかり行って点数を伸ばしていこう。
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