2014.01.29 Wednesday
10:41 | posted by
risuukan
総合1回 診断テスト分析(数学)
今回の総合1回は第五回よりはやさしい問題が多かった。問1の計算、問2の図形はバランス良く出ている。入試に向けて様々な問題を解いて問題に慣れてゆこう。問4と問5の関数は合計11点ある。関数が出来ないと高得点は難しい。出来ていない場合はすぐに練習をしていこう。
次回は入試前の最後の診断。入試に向けて自分の弱点を克服し、出来ているところも安定して出来るようにしておこう。そのためには練習あるのみ。また入試本番と診断は若干問題の形式が変わってくる。入試そのものの過去問も何回も解いて形式に慣れておこう。
問1は、計算問題。正負の数、一次方程式、等式の変形、因数分解、連立方程式、平方根、二次方程式の計算がバランスよく出ている。(7)の連立方程式は解が同じなのでa、bの付いていない式を連立させる。(8)の置き換えを使っての因数分解は高校でも出てくる。考え方を理解しよう。
問2は、図形からの出題。平行線と角度、三平方の定理、面積比、円を用いる問題が出た。(3)の面積比の問題は、三角形ADCで区切って考えることができるかがポイント。今回のように高さが同じなので面積比=底辺の比なのか、相似なので相似比の二乗なのかは区別しておこう。
問3は、確率の問題。コイン三枚を投げる問題なので、全部で8通りなのは分かってほしい。今回は点数が関係している。問題を読んでルールをよく理解しよう。
問4は、二次関数の問題。(2,2)を通るので代入すれば(1)は解ける。(2)は文字の答えになるが、代入すればそこまでは難しくない。
問5は、一次関数の問題。(1)は代入すれば出来る。Y座標が確定しているので、代入していってX座標を求める。(2)は文字で代入してゆく。このパターンにも慣れよう。(3)は(2)を利用して長方形の面積を文字で表し求めてゆく。
問6は、1次方程式の文章題。3脚ずつ並べた時を上手に表せるか。
問7は、図形の証明。円周角の定理と二等辺三角形の性質を用いて合同を証明する。平行であることを使っていこう。
理数館 教務課
2014.01.28 Tuesday
10:31 | posted by
risuukan
総合第1回 学習の診断 分析
入試へのカウントダウンが始まりました。私立の試験の結果もそろそろわかって来ている頃でしょう。
本番に向けて、自分の弱点を確実に潰していくことが必要です。今回の試験では、様々な文法が問われていました。“見たことはあるけど解けなかったもの”“何が問われているのかわかっていたのに間違えてしまったもの”“習ったはずなのに、まったく記憶になかったもの”等々、いろいろ出てきたかもしれません。
もし、何度も間違えてしまう問題や、繰り返してしまうミスがあるなら、そこに真摯に向き合いましょう。
自分の弱点を明らかにしてください。“単語の読み間違い注意!!”“英作後の見直し忘れない!!”“問題は最後までしっかり読む!!”等、自分が依然犯しそうなミスを紙に書いて、目に見える形にしておくのも効果的です。いつもそれを意識してください。
残り少なくなってきましたが、この時期を大切に、勉強に励みましょう!
リスニングは、何度も聴いて耳を慣らすことが大事です。
問1・・・・・ リスニング問題
Bのような長めの文を聞いて答える問題は、“慣れ”が必要です。診断テストや学校の定期試験を通して、リスニング対策はある程度出来ていると思いますが、入試に向けて、英語を耳から入れる練習を定期的にしておきましょう。意味が分かっていても、発音だけ聞くとわからない単語もあります。何度も聴いて耳を慣らすことが大事です。
問2・・・・・ 共通問題
発音、アクセント問題でよく出てくる単語に注意です。定番の単語は大体決まっているので、今までの試験を見直して、出たものを確実に押さえていきましょう。
(3)、(4)系統の問題は、場合によっては解答時間が大きく奪われる可能性があります。特に反意語を答える(4)の問題は、頭文字も書かれているので、何とか答えたいという気持ちになるかもしれません。ただ、本番で重要なのは時間配分です。ある程度考えても答えが出てこないのであれば、次の問題に進みましょう。
問3・・・・・ 選択問題
4択問題では、選択肢を削ることが正答率を上げます。“絶対に違う”と思う選択肢があれば、どんどん消してください。
例えば(2)のであれば、先行詞が“the lions”なので、人ではありません。それでwhoを使っているアとエは消えます。あとは、先行詞が複数形になっていることに注目すれば、ウが正解だとわかります。
問4・・・・・ 書き換え問題
(1)It isとfor me を見た瞬間に、It for to構文に気づけるように。またnot easy をdifficultまたはhardで書き換えることも忘れないように。
(2)後置修飾の問題では、分詞と関係代名詞の区別が重要です。関係代名詞の場合は、関係代名詞の後に主語か動詞が来ます。決して現在分詞や過去分詞を置かないようにしましょう。
問5・・・・・ 並び替え問題
選択肢からどんな文法を用いた文を書くのか判断してください。
(1) one of ~を用いた文。
(2) look forward toを用いた文。※be動詞を伴って、be looking forward to~ になる場合が多いです。
(3) want to be の文。 “〜のような”という意味のlikeにも注意。
(4) 分詞の後置修飾を用いた文。この系統の文がスラッと書けるように。
(5) 接続詞を用いた文。※今回は主語のIがすでに書かれていたので問題ありませんが、接続詞がどちらの文につくか注意が必要です。“私が家にいたので、雨が激しく降っていた。”という文を書かないように。
問6・・・・・ 図表の読み取り
今回初めて出た形式の問題です。
表を正確に読み取りましょう。表の国名の下に日本語で国名を書いておくと考えやすくなります。選択肢は全て比較・最上級でした。特にas〜asを用いた文は、読み間違えることがあります。どちらの国が大きいと言っているのか。どの国と、どの国が同じ大きさだと言っているのか。表と選択肢を比べるだけでなく、各選択肢の意味を日本語で堂々と書いてみましょう。
解きやすくなります。
問7・・・・・ 場所を予想する問題
これも今回初めて出された問題です。
どちらとも場所を示す決定的な言葉を探して、正確に訳しましょう。
(2)はanimalsという言葉に誤導されないように。焦ってくると、問題の中に潜んでいる“引っ掛け”の犠牲になります。文を最後まで落ち着いて読むこと!!
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問8・・・・ 英作問題
英作は今まで何度もしてきました。その分、注意書きを読むことを忘れないように!!
今回は3つの質問の答えとなるような文を3文以上書くことが求められていました。
1. ヒロミの誕生パーティーに参加できるかどうか。
2. 彼女の好きな食べ物を知っているかどうか。
3. 彼女に赤い花を買うつもりだが、どう思うか。
この3つの質問の答えです。問題に合った文を書きましょう。
※英作は規定文字数に届いていなくても点数が付きます。0点にはなりません。書いてみて字数が足りなかったとしても、絶対に消さないでください。また時間がほとんどないにしても、1文でもいいので書いてみましょう。1点2点を取りに行く姿勢が大事です。
問9・・・・・ 長文問題
入試では長文問題が多く出題されます。
(2)の問題を見れば、今回の長文内容が“花火”だとわかります。
日本語での説明や、注記のついている単語などに目を通して、一息ついてから解き始めると効果的に取り組めるかもしれません。数秒開けるだけでも、気持ちの切り替えができます。
残りの期間で、長文問題をどんどん解きましょう。入試型の長文にも挑戦してみましょう。
理数館 教務課
2014.01.15 Wednesday
22:46 | posted by
risuukan
第5回 学習の診断分析
今回の診断テストはどうだったでしょうか。後置修飾を問う問題が多く出題されていました。
入試が迫ってきています。私立の試験は本格的に始まって“高校入試が本格的に始まった。”と感じると共に、無意識に緊張を感じる時期かもしれません。平常心が大事です。落ち着いて試験に臨めるように普段から準備しておきましょう。
診断テストは残り2回です。今まで学習して来た文法をすべて網羅する形でテストが作られます。忘れている部分があるかもしれません。しかし、今、忘れているものに気付けるのは逆に良い事です。本番で100%の力が出せるように、今以上、自分の弱点に真摯に向き合い、不安を解消していきましょう。
問1・・・・・ リスニング問題
ばたばたした状態でリスニングに臨むと、落ち着いて放送が聞けなくなります。心に余裕をもって解けるようにすることが大事です。イラストを見て簡単に内容を予想してみたり、放送を聞きながらメモを取ってみたり、自分が落ち着いて解ける環境を作りましょう。
問2・・・・・ 共通問題
(2)の発音問題では、日本語と英語で読み方が異なる語に注意してください。Australia(オーストラリアではなくオーストレイリア) radio(ラジオではなくレイディオ) doctor(ドクターではなくダクター) over(オーバーではなくオウバー)などは要注意です。
(5)の同音異義語は、聞かれる言葉は大体決まっています。全部で10組前後なので全部覚えてしまいましょう。
問3・・・・・ 選択問題
(2),(5)はstop+動名詞、without+動名詞を覚えておけば迷うことなく解くことが出来ます。不定詞と動名詞は文を作るうえで非常に重要な文法ですので、基本ルールや慣用表現などは常に復習しておいてください。
(3),(4)は関係代名詞を用いた問題です。特に(4)のように似た形の選択肢が4つ並ぶと戸惑うかもしれません。まずは落ち着くことが大事です。先行詞を見てください。my friendsなので人だということが分かります。これでアかウかに絞られます。さらに先行詞をよく見ると複数形になっています。つまり三人称の“s”をつける必要がないので、ウが正解です。
(6)の間接疑問文を覚えていましたか。3年の後半では幾つかの文法を駆け足で学習しました。見落としがないようにまんべんなく復習しておきましょう。
問4・・・・・ 書き換え問題
(1)some, any, noの書き換えは要注意です。something,
anything, nothingをどのような形で使うのかを再確認しておきましょう。特にnothingは,この言葉だけで文を否定文にかえる力を持っています。
※someとanyを含む単語は多くあります。単に、“肯定文ではsome、否定・疑問文ではany”になるだけではないので、それぞれの単語の意味を再確認しておきましょう。
(2)の書き換えは、セリフの形に注目してください。命令文ならtell、“please”などが付いてお願いする形になっていれば、askを使います。またほとんどの場合、この手の文は過去形です。過去形に直すことも忘れずに。
問5・・・・・ 並び替え問題
選択肢からどんな文法を用いた文を書くのか判断してください。
(1) 間接疑問文。疑問詞+主語+動詞の並びに注意。
(2) 疑問詞+toを用いた文
(3) want+人+toの文。want+toの形にしてしまわないように。
(4) 関係代名詞thatを用いた文。先行詞のsongにtheを付けるのを忘れないように。
(5) 分詞の後置修飾を用いた文。
(6) 関係代名詞thatを用いた文。
後置修飾の文は難度が上がります。
まずは一番シンプルな文を考えましょう。
(4)This is the song. (これは歌です。)
(5)The house is Ken’s. (その家はケンのものです。)
(6)What do you think of the movie? (その映画についてどう思いますか。)
そして残りの文をどこに入れるかを考えます。
(4)makes me happy (私を幸せにする)
(5)standing on the mountain (山の上に建っている)
(6)Tom made (トムが作った)
“私を幸せにする歌”なので、the singの後ろにthat makes me happy
“山の上に建っている家”なので、the houseの後ろにstanding on the mountain“トムが作った映画”なので、the movieの後ろにthat Tom made
がそれぞれ続きます。先行詞(修飾される語)の発見と、それに続く文(修飾する文)に注意して、後置修飾の文が書けるようになりましょう。
問6・・・・・ 会話並び替え問題
会話の流れが見える程度の簡単な和訳を取ってください。
アだから私は山に行くのがとても好きです。
イ私の週末の活動についてお話します。
ウそこを歩きながら彼女と話すのはとても楽しいです。
エしかし、時々姉と山へ行きます。
オ大体は家にいて、料理や読書を楽しんでいます。
これらが自然な会話になるように並び替えていってください。
※前回も書きましたが、厳密に正確な訳ではなく、“大体の意味を掴む”技術を磨いていきましょう。誰が何をどのようにしたのかを簡潔にとらえることが出来れば正解に近付きます。
問7・・・・・ 英作問題
英作の練習は今まで何度もしてきました。その努力を無駄にしないためにも、自分が書いた英文を機会あるたびに見直してみることをお薦めします。
“正しい英文”を書くことが求められていますので、以前書いたものと同じ内容でも問題ありません。また同じ内容を何度も書くことで、“a”や“the”の使い方や、人称、時制への意識も自然と高まってきます。
問8 長文問題
入試では長文問題が多く出題されます。日本語での説明(どんな状況での、誰と誰の会話か等)や、注記のついている単語などに目を通して、リラックスしてから解くようにしましょう。文の多さに圧倒されるかもしれませんが、落ち着いて、内容を確認しながら読んでいきます。毎回内容は違いますが、問題自体は同じ形で問われることが多いです。各問の解き方をしっかりとおさえることで、変に焦らず平常心で問題に臨むことが出来ます。
残りの期間、引き続き長文問題に取り組んでいきましょう。
理数館 教務課
2014.01.14 Tuesday
22:54 | posted by
risuukan
第五回診断テスト分析(数学)
診断も残り二回。本番に向けての大事な練習の機会になる。計算問題で落とさないこと、図形や関数は様々な問題の考え方に慣れること。一回一回を大切にして、入試本番に備えよう!
問1は計算問題。正負の数、分数の文字式、一次方程式、因数分解、平方根の計算がバランスよく出ている。(4)の因数分解は一度展開してから因数分解する。
問2は少し難しい計算・文字式。(2)の表面積は展開図を書いて考えればよい。(3)は商と余りを使って式を表すことがまず出来ないといけない。その上で展開と9で割っての余りを出せるか。
問3は図形からの出題。平行四辺形の性質、平行線と比、相似比と面積比を用いる問題が出た。(2)(3)は定番の問題で教科書や数学演習、厚物で見たことがあるはず。出来ていないなら類題を解いて、確実に出来るようにしておこう。
問4は三平方の定理の問題。やり方を知っていれば出来る問題。もっと応用が出てもおかしくない。直角三角形の段階で、三平方の定理は選択肢に入れておこう。
問5は規則性の問題。ルールが理解できていれば(1)は解ける。(2)は何が問われているかが分かりにくいかもしれない。
問6は二次関数の問題。グラフと平行四辺形。(1)は確実に出来るように。二次関数が左右対称であることに気付こう。あとは代入するだけ。(2)はCDの長さとABの長さが同じなのでAの座標が確定する。(3)は変化の割合と傾きが同じという理解が問われている。
問7は二次方程式の文章題。一方をX、もう一方を12−Xとおければ式は出来る。÷2を忘れないように。
問8は図形の証明。正三角形の性質を用いて相似を証明する。二回相似の証明をした方が楽に示せる。
問9は図形の証明。中点連結定理は計算だけでなく、証明でも使う。このタイプの問題で慣れておこう。
今回の診断は苦戦した生徒が多かったようだ。問5の規則性、問6の二次関数や問8の証明は考えにくかったかもしれない。ただ文章題は素直な問題だったし、問3の図形も見たことのあるような問題。出来るところを確実に解けるようにしていこう。
次回は円周角の定理までが範囲になる。円は角度、辺の長さ、相似の証明といろいろなところで顔を出す。しっかり練習していこう。
理数館 教務課
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