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中学三年生 第5回学習の診断分析 英語編!

第5回 学習の診断分析 

今回の診断テストはどうだったでしょうか。後置修飾を問う問題が多く出題されていました。

入試が迫ってきています。私立の試験は本格的に始まって“高校入試が本格的に始まった。”と感じると共に、無意識に緊張を感じる時期かもしれません。平常心が大事です。落ち着いて試験に臨めるように普段から準備しておきましょう。

診断テストは残り2回です。今まで学習して来た文法をすべて網羅する形でテストが作られます。忘れている部分があるかもしれません。しかし、今、忘れているものに気付けるのは逆に良い事です。本番で100%の力が出せるように、今以上、自分の弱点に真摯に向き合い、不安を解消していきましょう。

問1・・・・・ リスニング問題

ばたばたした状態でリスニングに臨むと、落ち着いて放送が聞けなくなります。心に余裕をもって解けるようにすることが大事です。イラストを見て簡単に内容を予想してみたり、放送を聞きながらメモを取ってみたり、自分が落ち着いて解ける環境を作りましょう。

問2・・・・・ 共通問題

(2)の発音問題では、日本語と英語で読み方が異なる語に注意してください。Australia(オーストラリアではなくオーストレイリア) radio(ラジオではなくレイディオ) doctor(ドクターではなくダクター) over(オーバーではなくオウバー)などは要注意です。

(5)の同音異義語は、聞かれる言葉は大体決まっています。全部で10組前後なので全部覚えてしまいましょう。

問3・・・・・ 選択問題

(2),(5)はstop+動名詞、without+動名詞を覚えておけば迷うことなく解くことが出来ます。不定詞と動名詞は文を作るうえで非常に重要な文法ですので、基本ルールや慣用表現などは常に復習しておいてください。

(3),(4)は関係代名詞を用いた問題です。特に(4)のように似た形の選択肢が4つ並ぶと戸惑うかもしれません。まずは落ち着くことが大事です。先行詞を見てください。my friendsなので人だということが分かります。これでアかウかに絞られます。さらに先行詞をよく見ると複数形になっています。つまり三人称の“s”をつける必要がないので、ウが正解です。

(6)の間接疑問文を覚えていましたか。3年の後半では幾つかの文法を駆け足で学習しました。見落としがないようにまんべんなく復習しておきましょう。

問4・・・・・ 書き換え問題

(1)some, any, noの書き換えは要注意です。something,
anything, nothingをどのような形で使うのかを再確認しておきましょう。特にnothingは,この言葉だけで文を否定文にかえる力を持っています。
※someとanyを含む単語は多くあります。単に、“肯定文ではsome、否定・疑問文ではany”になるだけではないので、それぞれの単語の意味を再確認しておきましょう。

(2)の書き換えは、セリフの形に注目してください。命令文ならtell、“please”などが付いてお願いする形になっていれば、askを使います。またほとんどの場合、この手の文は過去形です。過去形に直すことも忘れずに。


問5・・・・・ 並び替え問題

選択肢からどんな文法を用いた文を書くのか判断してください。

(1) 間接疑問文。疑問詞+主語+動詞の並びに注意。
(2) 疑問詞+toを用いた文
(3) want+人+toの文。want+toの形にしてしまわないように。
(4) 関係代名詞thatを用いた文。先行詞のsongにtheを付けるのを忘れないように。
(5) 分詞の後置修飾を用いた文。
(6) 関係代名詞thatを用いた文。

後置修飾の文は難度が上がります。
まずは一番シンプルな文を考えましょう。

(4)This is the song. (これは歌です。) 
(5)The house is Ken’s. (その家はケンのものです。) 
(6)What do you think of the movie? (その映画についてどう思いますか。)

そして残りの文をどこに入れるかを考えます。

(4)makes me happy (私を幸せにする)
(5)standing on the mountain (山の上に建っている)
(6)Tom made (トムが作った)

“私を幸せにする歌”なので、the singの後ろにthat makes me happy
“山の上に建っている家”なので、the houseの後ろにstanding on the mountain“トムが作った映画”なので、the movieの後ろにthat Tom made
がそれぞれ続きます。先行詞(修飾される語)の発見と、それに続く文(修飾する文)に注意して、後置修飾の文が書けるようになりましょう。

問6・・・・・ 会話並び替え問題

会話の流れが見える程度の簡単な和訳を取ってください。
アだから私は山に行くのがとても好きです。
イ私の週末の活動についてお話します。
ウそこを歩きながら彼女と話すのはとても楽しいです。
エしかし、時々姉と山へ行きます。
オ大体は家にいて、料理や読書を楽しんでいます。
これらが自然な会話になるように並び替えていってください。
※前回も書きましたが、厳密に正確な訳ではなく、“大体の意味を掴む”技術を磨いていきましょう。誰が何をどのようにしたのかを簡潔にとらえることが出来れば正解に近付きます。


問7・・・・・ 英作問題

英作の練習は今まで何度もしてきました。その努力を無駄にしないためにも、自分が書いた英文を機会あるたびに見直してみることをお薦めします。
“正しい英文”を書くことが求められていますので、以前書いたものと同じ内容でも問題ありません。また同じ内容を何度も書くことで、“a”や“the”の使い方や、人称、時制への意識も自然と高まってきます。


問8 長文問題

入試では長文問題が多く出題されます。日本語での説明(どんな状況での、誰と誰の会話か等)や、注記のついている単語などに目を通して、リラックスしてから解くようにしましょう。文の多さに圧倒されるかもしれませんが、落ち着いて、内容を確認しながら読んでいきます。毎回内容は違いますが、問題自体は同じ形で問われることが多いです。各問の解き方をしっかりとおさえることで、変に焦らず平常心で問題に臨むことが出来ます。
残りの期間、引き続き長文問題に取り組んでいきましょう。


理数館 教務課
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