理数館

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学習指導 ブログ

中学三年 第5回 『学習の診断分析』(英語編)

2022年度第5回 学習の診断分析

【今回の学習の診断について】

後置修飾の出題頻度が高いです。それだけ重要な表現なので、機を見て復習しておきましょう。マスターできれば英作の幅も広がります。引き続き、学んできた内容を復習して総合力を高めていきましょう。

問1 リスニング問題
Cのタイプは入試にも出ます。長めの英文を聞いて答えるので、何を聞き取るべきか明確にして臨みましょう。

問2 共通問題
どの問題も解き方が掴めてきたでしょうか。入試ではここに出てくる問題が長文問題の設問として出てきます。今一度解き方を整理して得点につなげていきましょう。

問3 四択問題

(1) Bが「金閣寺に行くべきだ」と答えているので、Aが「場所」を尋ねたと予想できます。
(2) 先月の話は過去形で書きます。過去形と現在完了形の違いは要確認です。
(3) Bがsinceを用いて答えているので、Aは現在完了形を使って尋ねています。
(4) Bの後半のセリフからおせち料理を知らないことが分かります。
(5) 作家になりたい理由を考えます。want toとwant人toの違いに注意してください。
(6) Aの2つ目のセリフから、別の場所に住んでいる姉がいることが分かります。

問4 対話文完成問題

全体的に難度高めでした。

(1) 「5歳の時にサッカーを始めた。」を接続詞whenを使って書きます。
(2) 「大勢の病気の子供たちを助ける先生になりたい。」を関係代名詞を使って書きます。
(3) BのセリフからAが手作りのプレゼントを渡したことが分かります。a presentを先行詞として、関係代名詞を使って書きます。
(4) 私が14歳、ジムは15歳なので、ジムの方が年上です。を比較を使って書きます。
(5) make A Bを使って書きます。頻出の表現なので常に意識です。

問5 並び替え問題

(1) What are you going to doは丸覚えです。
(2) Would you like とsomething to〜も丸覚えです。
(3) My father has a carをまず書きます。あとはwhichを使って後置修飾で説明を加えます。
(4) boyの説明を現在分詞の後置修飾で行います。
(5) the foodを先行詞として関係代名詞を使って表現しますが、関係代名詞は省略されているので選択肢にはいません。

問6 資料読み取り
(1) 図書館が使えない理由は一文目に書かれています。
(2) 本の返却方法は最後に書かれています。

問7 英作問題

毎度のことですが自分が書ける内容で書きましょう。
入試にも英作は出ます。まとまった英文を書く練習、時制・人称・冠詞等がきちんとクリアできている文章を書く練習を定期的にしておきましょう。

問8 長文問題

様々な問題が出されますが、解答は必ず本文に書かれています。(3)、(4)、(5)のように下線部を尋ねている問題は、それぞれ下線部の近くに答えが隠れています。

(6)を解くためには本文全体を読む必要がありますが、それ以外の問題はピンポイントで答えを探す意識を持ちましょう。
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中学三年 第5回 『学習の診断分析』(数学編)

第五回診断テスト分析(数学)

【今回の診断は】

やや易しいレベルだった。問1、2はかなり定番の問題。問3は(5)だけがややこしい問題。問4は確率と図形の融合で戸惑ったかもしれない。とはいえルールが分かれば、さいころ2個なので解いたことがある問題になる。

問5の2次関数は代入して座標や直線の式、面積を求めるまでは定番。面積比を求めるのも座標と面積がある程度分かっているので考えやすい。問7の円を用いた証明は確実にできるようにしておきたいレベルだった。

【次回の診断は】

三平方の定理までが範囲になる。平面、立体を問わず入試本番でも出題されやすい単元。入試本番につながると思ってしっかり練習して取り組んでゆこう。また三平方の定理と関連して中一で習った図形の体積と表面積、おうぎ形について聞かれることがある。復習をしておこう。

【次回の診断に向けて】

診断も残り2回。入試本番まで2カ月を切った。本番に向けての大事な練習の機会になる。一回一回を大切にして、入試本番に備えよう。計算が苦手なら毎日計算だけでも練習するようにしよう。また各問題のうち点が取れる問題は必ずある。見ただけであきらめてしまうのではなく、粘り強く解いていこう。

問1

計算問題。正負の数、文字式、因数分解、平方根、2次方程式などが問われた。(3)の因数分解は、前半をyで、後半を−でくくる。y−2が共通するのでMなどに置き換えて因数分解しよう。計算の練習を繰り返して確実に出来るようにしておこう。

問2

少し複雑な計算問題。比例式、平方根の近似値、割り算の商と余りを文字式で表す、連立方程式、直線の式ついてなど。
(3)は「6で割ると5余る数」を商をxなどで置いて「6x+5」と表せることを分かっておこう。その上で二乗して6で割ると、結局25を6で割ることになるので、余りは1になる。(4)は連立方程式の定番。x、yを代入してa、bの連立方程式を解く。

問3

図形の問題。平行四辺形の角度、円周角、円の接線とおうぎ形の面積、相似な図形、回転体の体積などが問われた。

(3)は接線と円の中心との角が90°であることを使い中心角を求める。あとはおうぎ形の面積の公式を使えばよい。

(5)はまず面積が36だから点DとACの間の長さが6と計算できる。回転体の半径を6と出来るが、高さが分からない。相似から円錐の高さを8と4と求めることも出来るが、文字で置いてしまってもよい。あとは円錐の体積を求める。図形の面積、体積、表面積の公式をもう一度確認しておこう。

問4

確率と座標の問題。大小2つのサイコロを投げているので、全部で36通りとなる。(1)は三角形にならない場合を考えた方が早い。CがAB上にある時が三角形にならない場合。6通りなので答えは36通り−6通りで30通り。(2)直角三角形になれるのは2か所だけ。(

3)面積が5の時だが、8通りあるので、考えきれない場所があるかもしれない。等積変形の考え方を使いABと平行な線を考える。

問5

2次関数の問題。放物線と直線のグラフが書かれている。(1)は点Aのx座標が分かっている。2次関数に代入するだけでy座標が出る。絶対出来てほしい。

(2)は(1)と同じようにして点Bの座標が分かるので、(1)で分かった点Aの座標とで直線ABの式が分かる。y=0を直線ABの式に代入すると点Cの座標が分かるので三角形ACEの面積を求めることができる。

(3)は(2)から直線ABの式、そこから切片である点Dの座標まで分かる。三角形ACEと三角形DCOの相似比を考えてもいいが、三角形DCOの面積を出せば台形ADOEの面積は出るので比を考えてもよい。

問6

1次方程式の文章題。個数と値段の問題だがおにぎり1個をx円と置くのでサンドイッチ1個は3x円となる。あとはおにぎりとサンドイッチの個数とお茶の値段、2000円出して630円のお釣りまで分かっているので式を作るだけ。解の確かめを忘れないようにしよう。

問7

図形の証明。円と相似な三角形の問題。仮定より1組の角が等しいことはすぐに示せる。一つの角は、円なので円周角が等しいことを使う。「弧ABに対する円周角が等しいから」という表現を忘れずに書くこと。円が関係する証明は入試本番でも問われやすいし、コンパクトなものも多い。ぜひ慣れておこう。

問8

図形の証明。長方形の角なので90°を使うと1組の角が等しいことはすぐに示せる。問題はもう1組の角が等しいことがすぐに示せないこと。いくつか方法はあるので、解答と違う方法でも大丈夫。四角形の内角の和が360°であることや平行なので錯角が等しいことが使える。三角形AEIと三角形ADGが相似なことをいったん示してもよい。
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