理数館

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学習指導 ブログ

中学三年 総合第一回 学習の診断分析(数学編)

総合第一回診断テスト分析(数学)

今回の診断は全体としては前回より簡単になっていた。問3、問4は難しくはないし、問5の二次関数は標準的な問題。

ただ問2の図形で苦戦した人は多かったのではないだろうか。最近学習した図形はともかく、三か月ほど前に学習した平行線と比あたりを忘れてしまっているかもしれない。

三平方の定理や円周角など最近学習した単元も入試では良く出題される。図形は腰を据えて復習しておこう。

次回は最後の診断。志望校も決まる頃になる。あとは合格に向けて走り切るだけになる。ここからの一ヶ月あまりでどれだけ量をこなせるか、自分の学習と向き合えるかが勝負。がんばってゆこう。


問1

計算問題。文字式、連立方程式、因数分解、平方根、二次方程式などが問われた。ここでミスしないように、徹底的に練習しておこう。特に分数の処理で間違えないようにする。

問2

図形の問題。円周角、中点連結定理、円すいの体積、面積比が問われた。(1)〜(3)を確実に。(5)は面積比から相似比、さらに補助線を使い考えてゆくので難しかったのではないか。実際の入試の問題でも図形では一つは難しい問題を出してくる。考えても混乱してしまうなら、いったん飛ばすことも大事。

問3

確率の問題。袋から赤玉、白玉を取り出す。1個取り出すか2個取り出すかで図は変わってくる。落ち着いて解こう。

問4

度数分布表の問題。資料をきちんと読めば出来る。中央値、最頻値、階級値などが何を表わすか整理しておこう。

問5

二次関数の問題。座標や直線の式を代入しつつ求める。(3)は座標をtと置いて長さを考えてゆく定番のパターン。「2点間の長さは引き算」を覚えておく。

問6

一次方程式の文章題。速さ・時間・距離を考える。どれだけ時間がかかったかを計算できることがポイントになる。あとは途中に休んだ時間を忘れずに式に入れておくこと。

問7

図形の証明。円周角と平行(つまり錯角や同位角が等しい事)を用いて相似を示す。少し長くなるが考えられない事はない。円と相似は良く出る。練習して慣れておこう。
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中学三年 総合第一回 学習の診断分析(英語編)

総合第1回 学習の診断 英語分析

 ついに次の診断が最後の1回です。志望校も大体決まり、入試に向けての雰囲気が高まってきているのではないでしょうか。やってやろうという強い気持ちで臨めるように努力していきましょう。

試験本番ではメンタルも重要になってきます。普段の学習から積極的な気持ちで取り組み、多少のミスは気にせず、どんどん問題を解いていってください。もちろん、自分の中で間違い方が癖になっているような問題があるのであれば、そこは確実につぶしていきましょう。

残りの期間でどれだけの量をこなしたかが、そのまま自分の自信になります。

1. リスニング問題

リスニングは毎回、様々な形で出題されます。診断テストや学校の定期試験で回数をこなしてきたので、英語を耳から入れる技術はある程度鍛えられてきたと思います。全部を聞き取るのではなく、必要なところを聞き取る力を本番に向けて高めていきましょう。

2. 共通問題

(2)の発音問題は、日本語と英語で音が変わる語に注意してください。onlyは“オンリー”として日本語で使うことがありますが、実際の発音は“オウンリー”という音になります。またteamも“チーム”として発音していますが、実際には“ティーム”という音になります。発音問題はこの手の語が正解や引っかけとしてよく出てきます。

(6)のmanyとmuchの違いは、高校に入ってからも重要になってきます。同じような意味を持ちながら、何を理由に使い分ける必要があるのか、そこを押さえましょう。manyは数を、muchは量を表します。

3. 選択問題

(1)比較を用いた問題は、文章の意味を確実に読み取ることが重要です。自分にとって、数学が一番難しい教科だとBさんは答えています。つまり英語は数学よりも簡単だということですね。

(2)分詞がどこに来るかが問われています。
in the park が無ければ、boyの前に付けることが出来ますが、running in the park のかたまりになると、boyの後ろに来ます。

(3)分詞と関係代名詞の使い方を再度確認しておきましょう。イは正解のように見えますが、whoは省略することが出来ません。つまり、先行詞の直後に動詞が直接くっつく形は、おかしいということです。“この形は無い”という候補を明確にしておきましょう。逆に正解のエのように、分詞を使えば先行詞の直後に分詞を直接くっつけることが出来ます。

(5)はアとイで何が違うのか考えてみてください。“病気の人を世話する人です。”という意味を作りたいのですが、アはa personを主語、takesを動詞とする文章になっていますので“人は病気の人を世話する。”という意味になります。

(6)sinceが出た時点で“現在完了形”を思い浮かべましょう。それで正解できます。

4. 書き換え問題

(1)どんな時にdoを使い、どんな時にbe動詞を使ったのか、中学1年生で学習した基本的なことですが、今一度復習しておくことは大切です。

(3)分詞から関係代名詞への書き換えです。この2つはセットで考えておいても良いかもしれません。ただ混ぜないでください。先行詞を後ろから修飾する点はよく似ていますが、それ以外は別物です。イメージとしては、分詞は、先行詞に言いたいこと(書かれた、遊んでいる、作られた等) が直接続きます。逆に関係代名詞は、先行詞にwhoやwhichを付けた後に、ある程度整った文章を書く必要があります。

5. 並び替え問題

(2)want人toの並び、大事です。気づけるように。

(3)間接疑問文では語順がどうなったでしょうか。類題を解いて形を定着させておきましょう。

(4)How manyを使った疑問文は定番です。“How many CDs do you have?”これを常に思い出してください。あとは選択肢からそれぞれに対応する語句を同じように並べていけば正解できます。

(5)選択肢にwhoがあり、文章が肯定文であることが分かれば、関係代名詞を用いた文章である可能性は非常に高くなります。それがわかれば、丁寧に関係代名詞を用いた文を作っていきましょう。

(6)it for toと関係代名詞が混ざった文でした。選択肢が多いと滅茶苦茶な文を書いてしまうことがあります。まずは、it for toのルールに従い、to+動詞の原型を作ります。動詞が出たということは、その目的語が必要になりますので、readにbooksをつなげます。ほかの選択肢は無視して、取りあえずここまでは作りましょう。それが大事です。その後、booksを先行詞として、残りの選択肢で関係代名詞を用いた文をつなげていきます。

書き換え問題の(3)で触れましたが、関係代名詞の後にはある程度整った文章が続きます。thatの後にare written inという受動態の文章が書ければ正解です。

6. 文章並び替え問題

選択肢の簡単な訳です。
ア.順調だよ。教科では英語が好きだけど、国語は好きではない。
イ.中学校もそろそろ終わりだね。勉強はどう?
ウ.うーん。たくさんの漢字を学ぶのは難しい。
エ.君は日本人だから、日本語は大事だよ。
オ.うん。だからもっと勉強するよ。
カ.国語嫌いなの?

7. 英作問題

英作は最近何度も言っていますが、自分が書ける主題で文章を書きましょう。書いていて恥ずかしく感じたり、実は大切に思っていないと感じたりしても、書ける主題で書きましょう。それで点が出ます。

8. 長文問題

今回の長文は、生徒と先生がシンガポールについて話をしていました。シンガポールのお国事情を知っている人であれば解きやすかったかもしれません。もちろん本文中にすべての答えは書かれていますので、それをしっかりと読み取れれば解ける問題です。

(4)の内容にあっているものを選ぶ問題は、いかに文章内容を理解しているのかを問われる問題でもあります。解くにあたり、再度文章を読み直すのは骨の折れる仕事です。時間も余分に取られてしまいます。文章量は多いですが、“誰が何をしたのか”を理解しながら読み進めていきましょう。

また、選択肢を見てそれが正しいか間違いかすぐにわからなくても、“この選択肢の内容は文章のこのあたりに書いてあった”と予想が立てられれば比較的短い時間で正解を見つけ出すことが出来ます。

何よりも、焦らず落ち着いて解けるようにしましょう。


理数館 教務課
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