理数館

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中学三年 第一回 学習の診断分析 (数学編)

中学三年 第一回 学習の診断分析 (数学編)

今回の診断は、全体的に素直な問題が多かった。厚物などで一年生の復習ができていたら難しくはなかったのではないだろうか。

問1、問2の計算の仕方は今後も当然使う。分かってないと危ないという気持ちで復習に取り組んでほしい。

問3の図形では図のイメージがしっかり持てるかと、体積などの公式が理解できているかがポイントになる。問5の関数は非常に素直。このレベルは分かって欲しい。

次回の診断は夏休み明けになる。一学期の期末試験のあとは、部活を引退したり学校での懇談もあり、周りの生徒も受験に向けての意識が高まってくる時期。

この期間をどのように過ごすかで、受験に向けての学力の蓄えが変わってくる。自分の将来や目標をしっかり考えて、夏休みを過ごしていこう。

問1

正負の数の計算、文字式の計算、一次方程式、展開などの基本的な計算問題。確実に取りたいところ。展開を丁寧に行うようにしよう。特に−がついている展開は分配法則に気をつける。

問2

やや複雑な文字式の計算や反比例、絶対値、不等式で表す問題。(2)の反比例はXとYをかけると比例定数であること使うと楽に出来る。

(3)の一次式の計算では求める式をAとおいて考えると求めやすい。今回は違うが、引き算の場合はマイナスの処理を忘れないこと。(5)はaの絶対値が7なので、aは7か−7になる。あとは当てはめて考える。

問3

図形の問題。展開図の見方、平面図形の移動、作図、図形の位置関係、立体の体積、おうぎ形の中心角について問われた。(3)の位置関係は、紙や鉛筆で実際にどうなるか色々試してみよう。

(4)は円すいの展開図を考えたあと、中心角を求める。弧の長さは確実に求めることが出来るように。(5)は円すいの体積。二つに分けて考えてもいい。体積や面積の公式を覚えていない人はこの機会に覚えるようにしよう。

問4

度数分布の問題。(1)(2)では階級の幅や中央値とは何のことか知っているとすぐに解ける。

(3)の平均値はやや計算が複雑だが、「階級値×度数の合計÷度数の合計」で出す。他にも相対度数や最頻値についても計算の仕方を知っておこう。

問5

比例・反比例の問題。関数の問題では定番の、座標のX座標からY座標を求めることや、座標から面積を求める問題が出た。第二回以降に出る一次関数、三年で習う二次関数でも同じようなことが問われる。

基本的に代入をするだけなので、何をしたらいいのかに慣れておく。(3)ではかけて−18になる整数を求める。

問6

一次方程式の問題。値段を求める問題。問題に書かれている事を素直に式にして、方程式を解く。解の確かめも忘れないようにしよう。
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中学三年 第一回 学習の診断分析 (英語編)

2017 年度第 1 回 学習の診断分析

3 年生になって最初の診断テストでした。

満足のいく点数は取れたでしょうか。 1 年生、 2 年生で学習したことが、当たり前のように出題されます。機会を見て過去 2 年間で学習したことを復習していきましょう。

今後、入試に向けて 6 回診断テストを受けることになります。毎回の試験を漫然と解いてしまうのではなく、自分なりのテーマを持って挑んでください。“問 3 は確実に点を取る。

”とか“苦手な並び替えで 2 問は正解させる。”とか“最低でも 20 点はクリアする。”等々、前回のテストよりも自分がどれだけ成長できたのかを測れるようにしておきましょう。 1 , 2 点ずつでも上げていけば、入試まではかなりの得点 UP になります。

地道な努力が実力になっていきますので、焦らず一歩一歩進んでいきましょう。

問 1  リスニング問題

リスニング問題には様々なパターンがあります。今回は A :イラストを見て答える問題、 B :会話を聞いてそれに続くセリフを答える問題、 C :長めの文を聞いて 3 つの設問に答える問題でした。

今回はイラスト問題の攻略法をお伝えします。イラスト問題にも様々なパターンがあります。

(1) や (2) のように、それぞれ違うイラストを見て解く問題もあれば、 (3) のように一つのイラストから答える問題もあります。まずはイラストで何が描かれているのか掴みます。

見たら基本的にわかりますが、書いておきます。リスニングテストには独特の緊張感があり、これに呑まれると普段苦もなく解ける問題も解けなくなることがあります。

それゆえ、簡単そうに見える問題でもしっかり書いておくと良いです。また (3) は、“道案内だな”と予想しておきましょう。

問題の予想も大事です。 なによりも、“耳から英語を入れる”練習をしていってください。“慣れ”は非常に大切です。洋画を見る、洋楽を聴く、海外ニュースを見る等々、仕方のアイデアは様々です。

もし“耳から英語を入れる”環境がないのであれば、リスニング対策の一環として、それを作ることをお薦めします。

問 2  共通問題

今後ほぼ変わらず、今回のようなパターンで問題が出続けます。解き方を覚えてしまえば点を取ることが出来る問題が多いですので、早めにそれを掴みましょう。今回は、各設問を大まかに説明します。詳しい説明は第 2 回以降行っていきます。

(1) はアクセント問題です。心の中で思いっきり大げさに発音してみましょう。間違っているほうを大げさに発音すると必ず違和感に気づけます。

(2) は発音問題です。これも問題文を心の中で読んでみることをお勧めします。もしかしたら綴りを覚える際に、ローマ字読みで覚えてきたかもしれません。

(country をコウントリー、 home をホメとか )  綴り覚えには効果的でしたが、発音は違います。正しい発音も覚えていきましょう。

(3) は文中で最も強く発音する語を選択する問題です。これは解き方を掴めば楽勝です。

(4) は文の区切れを見つける問題です。これは時に易しく時に難しい問題です。

(5) ふさわしいセリフ又はふさわしくないセリフを選ぶ問題です。“ふさわしくないセリフ”は全然会話の流れに沿わないものです。毎回怪しい選択肢が存在しますが、それ以上に流れに沿わないものが潜んでいますので、それを見つけます。

(6) 難問です。一見して答えが浮かべばラッキーですが、浮かばなければ次の問題へ移ることをお薦めします。

大雑把に書きましたが、どの問題にも言えるのが、正当な解き方が存在するということです。“四分の一の運試し”感覚で解いてしまうのではなく、しっかりとした解き方を身に着けていきましょう。

問 3  選択問題

この問題では、答えの探し方を解説します。

(1) 選択肢から、動詞の形を選ぶ問題であることが分かります。過去形、不定詞、動名詞、過去分詞など、様々な動詞の形を学んできましたので、それぞれにどのような意味があるのか整理しておきましょう。

(2) 最上級に用いる“ in ”か“ of ”かの選択でした。最上級と分かった時点で、イとウは消せるように。

(3) “〜のもの”を表す代名詞はエしかありません。代名詞も再々確認しておきましょう。

(4) 電話の場面です。出てくるセリフはベタなものが多いです。“かけ直します。”“メッセージお願いします。”などの表現をおさえておきましょう。

(5) 選択肢はすべて妥当なものです。 B が何と答えているかで正解を決めます。“ 10 年間。”と答えていますので、ウが正解になります。アは Yes か No 、イは買った時、エは回数が、回答として返ってきます。

(6) B が“ No ”で答えていることに注目します。選択肢の中で、 Yes/No の回答になるのは、エだけです。

問 4  書き換え問題

書き換えは難問です。もとの文をよく読んで、どう書き換えるかよく考えましょう。

(1) 最初から難問でした。まずは Don’ tで始まる禁止の命令文が must not で書き換えられることに気づきましょう。加えて、主語が Japanese ですので、文章を受け身にする必要があります。

(2) これも難しかったと思います。“この電車に乗れば、有名な博物館に行けます。”という文を、“この電車があなたを有名な博物館へ連れて行きます。”という文に書き換えます。

(3) 覚えておきましょう。 still が出てくると、現在完了形を用いた書き換えになる確率がグッと上がります。実際、現在完了形の継続へ書き換える問題でした。

問 5  並び替え問題

(1) 2 年前の今頃、学習した表現です。 usually の位置で迷うかもしれませんが、 usually 込みで全文覚えてしまいましょう。基本文の丸覚えは並び替え攻略の近道です。

(2) 文の中盤を答える問題だったので、難易度は高めです。“パーティーに行けない。”と“父親を手伝わなければならない。”という文を because でつなぎます。

(3) “比べて”の言葉から比較級を予想します。 thanthat one< という並びをおさえましょう。この場合、 one は picture の代わりに使われています。

(4) 並び替えで厄介なのが、メインの文に直接関係ない語が (    ) 内にいるパターンです。この問題では every がそれに当たります。

every は (    ) の後にある day とくっつけて、“ every day = 毎日”にします。つまり、 every 込みで文章を作ろうとするとミスします。 (    ) の前後もよく見て、並び替えていきましょう。

(5) シンプルそうで難しい問題です。並び替えはパズルのようなものです。 1 つ目の語に、どのように語がつながっていくのか考えます。 I was happy. を一息で作ります。 was は、というよりも動詞の過去形は、主語の後ぐらいしか文中での居場所が

ありません。そして happy の原因を to meet Mike で表現します。 in は (4) で説明した直接関係ない語です。これは (    ) の後ろの Canada にくっつける語です。

(6) 主語 + 動詞 + 目的語の並びを常に意識しましょう。この順番で単語を並べていきます。 Mybrother wants to< まで書ければ、不定詞の理解から exchange が続きます。

exchange は“交換する”という意味ですが、“誰と?”ではなく、“何を”交換するのかを優先させます。 Judy を先に書いてしまうと、“ Judy を交換すること”になってしまいます。

今後、より難度の高い文法を学習していきますが、この語順の基礎部分をしっかりおさえておけば、きれいな文章を書くことが可能になります。

問 6  文章並び替え

各選択肢の簡単な意味を取ることが正解への近道です。

ア そうなの。浴衣持ってる?

イ 浴衣の本を読んでいる。

ウ いいね。私も青と赤持ってる。

エ 何読んでる?

オ 本当?いつか見たいなあ。

カ はい。ホストファミリーが黄色のをくれた。

文法や意味の正確性は無視です。この程度の意味で十分です。

問 7  英作問題

最近の英作問題は自分でストーリーを考えるタイプの問題が主流になってきています。イラストを見て、大体の話の流れを掴みましょう。恐らく掴めます。

“ Jim の妹はメールを送ろうとしているがうまくいかない。”→“ Jim はコンピュータクラブなので、使い方を教えてあげた。

”→“上手くメールが送れ、妹はうれしかった。”というのが大筋です。あとは条件に従って書いていきましょう。

※今後、この解説では同じようなことを書きますが、基本は“自分が書ける英文をしっかり書く”ことです。

また、 1 文しか書けなくても、 20 語以上なくても、自分が書いた文章は消さずにそのまま残して提出してください。解答に詳細に書かれている採点基準を見ると、

3 文以上・ 20 語以上でなくても採点されることが分かります。 1 点でも多くとるために、書ける部分はしっかり書いておきましょう。

問 8  長文問題

長文問題の攻略法は沢山あります。時間が足りなくて満足に解けなかった人は、もう一度解いてみましょう。どのくらいの時間で解けるのか掴んでおくことも大事です。

長文問題は落ち着いて解くことが大事です。焦って解いてしまうかもしれませんが、落ち着きましょう。

まずは、文頭の日本語の説明文をしっかり読んで、ある程度の情報を掴んでください。今回の問題であれば、アメリカ人のアダムと留学生のエリカの会話であることがわかります。

次に、文の後に載せられている単語の意味に目を通すことも効果的です。毎回かなりの数の単語の意味がここに書かれています。

今回も 15 個近くありました。これを先に見ておくと、大体の話の筋が見えてくることがあります。この 2 つの方法でいくらかの情報を得ることが出来れば、効果的に問題を解いていくことが出来ます。

もし長文問題が苦手なら、今回書いたこの方法を実践してみてください。
各問題の解き方は、次回以降順次解説していきます。
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定期試験対策強化月間!小・中・高募集!

当塾塾生・当塾保護者さま・当塾をお考えの方

中学生・高校生の定期試験が始まります。

さて、当塾では、小学生には、早期学習として、算数・英語に加えて全ての科目の基礎である『国語』に力を入れています。漢字の読み書きはもちろん、読解力にも力をいれています。

そして、中学に進学した時に、国語の学習を通じて学んだ勉強の仕方が、全ての教科に波及して、勉強と部活動の両立ができるための効率的な勉強の方法へと変化する基礎を創りだせる指導をしています。

中学・高校(高専)の指導では、現在、英語、数学の他に理科にも力を入れてます。英語は、単語や文法など覚えることがたくさんあったり、読解力も養わなければなりません。数学は、基礎や応用に加えて、解法のパターンを身につけて行く必要があります。

つまり中・長期的な視点での学習が必要になってきます。もちろん、それはそれで一緒にやっていきましょう。

ただ、生徒がこれまで勉強に専念出来なかったことを悔やむのではなく、生徒ひとりひとりが、持ち前の長所を活かして今できることから考えていきましょう。

これからの勉強の仕方や、試験当日の試験の受け方を変えるだけで試験結果はずいぶん変わってくる場合もあります。

実際にちょっとした生活態度を改めて成績が上昇した生徒もいます。

ぜひとも、理数館にそれぞれの生徒が持っている持ち前の長所を活かす方法や勉強の仕方、試験の受け方を学びに来てください。

そして、成績を上昇させて、「勉強に」、「スポーツに」、「今やりたいことに」と、充実した学校生活を送りましょう。

理数館 教務課
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5月の連休中は通常授業致しております!理数科目徹底強化月間開始!

当塾塾生・当塾保護者様・当塾をお考えの方へ 

みなさん!新しい学校生活や環境にもなれてきましたか?

つい最近までは寒暖の差が激しかったですが、だんだんと暖かくなり過ごしやすくなってきました。

連休中の授業のご案内です。新学期の定期試験もそこまで来ています。これからの学習内容はどんどん難しくなってきます。

当塾では、理数科目徹底強化月間と致しまして、連休中も授業は通常どうり行います。

部活動・御家庭の用事がある方は、原則1週間前までに教室責任者へお申しつけください。授業は振替させていただきます。

また、この連休中にみなさんの成績UPのための個別相談会を実施しています。

少し勉強が遅れてきた方やどうやって勉強を進めたらいいか、勉強の仕方がわからない方はぜひとも相談に来てください。

皆さんに充実した学校生活を送って頂いて志望校合格を勝ち取るために、勉強の仕方や学習計画を具体的にアドバイスさせていただきます。


理数館 教務課
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中学生募集のご案内です。早めのスタートで理数科目を克服していきましょう。

当塾塾生・当塾保護者様・当塾をお考えの方へ


中学生募集のご案内です。当塾では、中学三年生の高専や坂出高校・丸亀高校・善一高校の受験対策コースに力をいれています。

さて、4月も半ばを過ぎて、ゴールデンウイークが接近してきました。中学校によっては、5月末に定期試験が実施される学校もあります!

そこで、ライバルに差をつけるためにも、絶好の機会が到来しています。ゴールデンウィ−クの後は試験が始まり、新学期早々何も考えずにボーっとしていた生徒は突然試験がやってきて大変です。

当塾では、出来るだけ、苦手分野の復習と先取り学習を並行して生徒の成績UPのお手伝いをさせて頂けるようにがんばっていただいております。

『継続は力なり』です。日々の学習を大切にしましょう。5月の連休中は、学習したい人のために通常授業と定期試験対策を視野に入れた試みを実施するつもりです

今年も学習と部活動を両立して成績UPに向けてがんばりましょう!そして充実した学校生活を送りましょう!

理数館 教務課
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初夏の定期試験に向けて高校生募集のご案内です!

当塾塾生・当塾保護者様・当塾をお考の方

春からの指導。高校生コースのご案内です。高校生の指導は、それぞれの生徒の将来の志望校に向けて、クラス編成しております。

当塾では、公立高校・実業高校系(香川高専)・私立高校に3つ区分して指導しております。

当塾が重点をおいているのが、部活動です。生徒は、さまざまな部活動に所属しています。野球・バスケ・サッカー・テニス・バレー・柔道・剣道・水泳・体操などの体育会系から吹奏楽・美術・地学部などの文科系クラブです。

そして、各部活動によって、時間が全く異なるので空いた時間を探し出しての学習指導になります。

それに加えて、最近の高校生は、部活動の他に、趣味や習い事をしている生徒がたくさんいます。たいへん良いことだと思います。

スポーツや芸術系でさらに高度なレベルを目指す専門的な習い事が増えてきたことには驚いています。中には県外へ出かけて行って習ってみたり、県外で実施される大会へ参加をしていると言う話には驚きました。

このような習い事を大学生になってからしようと先送りするよりは、「今やりたいこと」を「今やること」が大事ではないかと当塾では学業との両立を大いに歓迎しております。

部活動に習い事や趣味を並行しながら、楽しい学校生活を送って、学校の定期試験対策や大学受験をしていきましょう!

そして見事志望校に合格しましょう!

理数館 教務課
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中学三年 総合第二回 学習の診断分析(英語編)

2016年度総合第2回 学習の診断分析

総合第2回の診断でした!

残すは公立高校の試験のみです。残された時間の中で、全力で学習を続けてください。英語は苦手かもしれません。

でも解かなければなりません。そして高校に入った後も、英語との長い付き合いは続いていきます。中学3年間の英語学習の知識がしっかりしていれば、高校内容にも柔軟に対応していくことが出来ます。

これまで様々な形で問題の解き方を説明してきました。自分の英語の力を正確に分析できたでしょうか。

問題の解き方や時間配分など、取り組み方が決まっているのであれば、その方法で本番に臨んでください。まだ不安定であれば、残りの時間をつかって、1,2点でも多くとれるような自分なりの解き方を作りましょう。

漫然と解くのは危険です。本番でいたずらに緊張しないように、今から準備をしていきましょう。

最後に“合格”という2文字を掴むことが出来るように、ラストスパートで頑張りましょう!!


問1 リスニング問題

Dのような問題は、今回は正解が単純なものでしたが、入試ではもう少し詳しく答える問題が出ます。

その際、しっかりとした答えを書いてください。例えば“家”ではなく“ケンの家”とか、“山”ではなく“山の頂上”とかが正解になります。書けそうな情報は答えに反映させていきましょう。

またEのような問題は、選択肢を前もって見て、可能な限り日本語訳を書いておきましょう。問題文は2度流れます。

例えば1回目の放送で全体の長さを掴んだり、各設問の内容を確認したりできるなら、2回目の放送でより簡単に正解を探すことが出来ます。漫然と2回聞いて答えるのではなく、効率的に解く方法を実践しましょう。

問2 共通問題

ようやく入試らしい問題が出てきました。聞かれ方が違うだけで、今までの問2と同じような問題が出されています。

ただ、聞かれ方が違うだけで、突然問題の難易度が上がったように感じることがあるのも事実です。落ち着いて各問題に取り組んでいきましょう。

(5)の“ふさわしくないもの”を選ぶ問題ですが、微妙な選択肢が存在するのも事実です。ただ、絶対的に変な選択肢がありますので、それを見つけてください。

今回の問題であれば、“来月オーストラリアに行く”と言っているヒロシに対して、“君はオーストラリアを楽しんできたね。”というジョンのセリフは確実に変です。明らかに主語や時制がおかしいものが正解になります。

問3 選択問題

(1) busyは何度も出てきましたね。busyは動詞ではありません。be動詞とセットで使います。

(2) 関係代名詞は高校に入ると、今以上に文章の中に出てきます。thatが省略されていても、自然にその存在に気づいて文章を読み進めていくことが出来るように、今のうちから慣れておきましょう。

(3) 少し複雑な選択肢でした。まず“one of”のような表現は、母体となるものが後に続きます。

今回は“私の友人の中の一人”という表現を作りますので、“my friends”という母体を付けてやります。次に動詞のspeakは、主語が結局何なのかを読み取る必要があります。

主語になる“私の友人の中の一人”は、性別は定かではありませんが、一人の人物であることは確かです。よって三人称のsを付ける必要があります。ここまで落ち着いて判断できるように。

(4) 会話文はセリフの展開をよく見ます。Aのセリフが2つともほぼ同じ内容なのは、Bが最初のAの質問を聞き取れなかったからです。

(5) “東京にいたんだ。”というBのセリフに対して、Aは“そうだったんだ。東京どうだった?”と聞いていることから、Aはそのことを知らなかったと考えられます。そこをヒントに正解を探しましょう。

(6) 一度Aの誘いを断ったBが、2回目のセリフでも断っています。つまりAが別の誘いをかけたことが分かります。

問4 書き換え問題

(1) 元の文で使われている語の中で、消えるとダメな語を探します。今回はeasyとfindがそれに当たります。easyをeasilyに変えるのが少し難しかったです。

(2) 品詞を書き換えるのは難度が高い問題です。“なにをするつもりですか?”を“予定は何ですか?”に書き換えます。この発想力が大切です。(3) 何度か出た問題です。tell人toとask人toの違いをおさえておきましょう。tell人toは命令文への書き換えになります。

(4) まずはyouの存在を反映させなければなりません。favorite=like the bestも今まで何度か出てきました。

問5 並び替え問題

(1) 問題文+選択肢から現在完了形の文だと気づきましょう。文自体は単純です。

(2) まずは動詞です。早く見つけましょう。showedです。それが見つかれば目的語に当たるものを探します。今回はusとa lot of thingsの2つが目的語になります。人・物の順番で並べます。

(3) 道案内の場面ですので、how to getの定番の表現をまず作っておきます。 また選択肢からit to表現をイメージしましょう。

(4) I don’t knowで文が始まります。間接疑問文の語順に注意。

(5) Do you knowで文が始まります。“生徒の名前”を“the student’s name”ではなく、“the name of the student”で表す部分が少し複雑でした。

(6) もともとの文章は“私は多くの外国人と話した。”です。“I talked with many foreign people.”をまず作ります。そこに“日本語に興味を持っている”が続きます。選択肢を混ぜないように気を付けましょう。

問6 単語の意味選択

単純ですが、かなり重要な問題です。1つの単語に様々な意味が存在することを覚えておきましょう。

名詞の意味しかないと思っていた単語に動詞としての意味があったり、その逆のパターンもあったりします。

(1)はbookの動詞としての意味を、(2)はworkの名詞としての意味を答える問題でした。すぐに“book=本”や“work=働く”で意味を取ってしまわないように!

問7 英作問題

イラスト系の英作です。3文以上25語以上で書きます。今回は前回同様、代名詞の使用が条件でした。

A:Takeshiが病院に行くと、泣いている赤ちゃんがいた。

B:Takeshiはその子のために歌を歌ってあげた。

C:その子は泣き止み、その子のお母さんもTakeshiも笑顔になった。 この流れを英語に訳せれば、条件はクリアできます。

問8 長文問題

今回は日本語で答える問題の比率が多かったです。入試本番もその辺りが聞かれますので、しっかりと答えられるようにしましょう。

大切なのは簡単にあきらめないことです。解答を書かない限り点数は生まれませんので、問題文の中に隠れている答えを探していきましょう。各設問に書かれているヒントもしっかり読んでください。

例えば(3)は、「〜だけでなく…から」という形で解答することから、理由が2つ存在することがわかります。

(6)は「30%」、「800人」という語を使って書くよう指定があります。これらの数値は本文中に何度も出てくるものではありません。各1回ずつしか出てきませんので、その辺りを上手く訳せば正解になります。

見た目には圧倒される部分があるかもしれませんが、各問題の解答は単純なものが多いです。あきらめずに落ち着いて考えいきましょう!
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中学三年 総合第二回 学習の診断分析(数学編)

総合二回診断テスト分析(数学)

次はいよいよ入試の本番。

学習の診断に比べると形式は多少変わるが、入試の問題自体は毎年大きな変化は無い。過去問等で慣れておこう。

計算で確実に点を取るためには「この計算の形はこのやり方で解ける。」ということを自分の中にしっかりと持っていることが大事。残りの時間でしっかりと叩き込みたい。

また図形・関数の問題はやり方を知っていれば簡単に解ける問題と、かなり考えないと解けない問題がある。解ける問題を効率よく解いていこう。

証明は苦手でも一つ目は簡単なときがある。基本的な相似、合同の証明は見直しをしよう。

残り時間はわずかだが、点数アップのために出来ることはまだある。本番に向けて体調面も含めてしっかりと備えてゆこう。


問1は計算問題。文字式、連立方程式、因数分解、平方根、二次方程式などが問われた。

(6)までの計算問題でミスしないように、徹底的に練習しておこう。

(7)は等式の変形をしてから、式の意味について問われている。難しい問題ではないが、切り口としては新しい。こういう問題もあるということを覚えておこう。

問2は図形の問題。おうぎ形、円周角の定理、内接円、等積変化、三平方の定理が問われた。

(1)は三角形の面積から半径を考えさせている。(2)は点A、B、C、Dが円周上にあると気づけば同じ角度が見えてくる。(3)は円の接線ならば長さが等しいことを用いる。(5)は定番の問題。展開図を書いて三平方の定理で計算しよう。

問3は標本調査の問題。取り出すことを10回している。(1)で平均を計算して、(2)で1200倍している。

問4は関数の問題。点が移動して出来る三角錐の体積を求める。立体なので難しく考えてしまいがちだが、高さは3cmで変わらない。

底面積がどう変わるかを考える。(1)、(2)ともに底面だけの図を考えると分かりやすい。

問5は二次方程式の文章題。大きい長方形の面積から花壇の面積を引くことを考える。大きい長方形にはXが二つ加わることに注意。また解の確かめは必ず行うこと。今回はXが正になるのが条件。

問6は図形の証明。(1)は平行四辺形であることを用いて、三角形の合同を示す。平行四辺形なので、対辺と対角は等しくなる。仮定より一つの角が等しい事が分かるが、そこから残りの角も等しくなることを示そう。

(2)は(1)の結果も用いつつ、長方形であることを示す。最終的に四つの角がすべて90度になることが示されればよい。

今回の診断は全体として標準的なレベルだった。問4の関数は見た目は難しそうだが引っかけの要素はなく素直な問題。

問5は標準レベルで似たような問題は見たことがあるはず。問6の証明は分かるけど、どう書いたらいいか迷ったかもしれない。
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中学三年 総合第一回 学習の診断分析(数学編)

総合第一回診断テスト分析(数学)

今回の診断は全体としては前回より簡単になっていた。特に問3の規則性、問4の確率、問5の二次関数は標準的な問題。案外問1の右側で苦戦したかもしれない。

見たことがないであろう問題が二問あり、その段階で焦ってしまったかもしれない。問2の図形は難しい問題はなかった。

図を見て何をしたらよいか気付くことと、考えたことを元に計算していく事が必要になる。今回図形で苦戦した人は復習しておくこと。最近学習した単元はともかく、少し前に学習した平行線と比あたりを忘れてしまっているかもしれない。

三平方の定理や円周角など最近学習した単元も入試では良く出題される。図形は腰を据えて復習しておこう。


問1は計算問題。

19点ある。正負の数、文字式、1次方程式、等式の変形、二次方程式などが問われた。

(1)から(5)までは基本的な計算。ここでミスしないように、徹底的に練習しておこう。

(6)は新しいタイプの問題。adは正で、abcdが負なので、よってbcは負になる。abcは正なので、aは負。a+bは正なので、bが正になる。一つ一つ条件を考えながら解いてゆく。

(9)のような問題は方程式ですぐに表せるようにしたい。差が4で積が96なのでn(n+4)=96となる。

問2は図形の問題。

(1)は回転体の体積。円柱から円すいを切り取った形になる。

(2)は折り返したときの角について。折り返した部分や錯角によって角度が同じ箇所が幾つかある。

(3)は三平方の定理。三角形AEDは辺の長さはすぐに分かる。三角形ABEが直角二等辺三角形と分かれば、面積に必要な長さは得られる。

(4)は中点連結定理に気付けばすぐに解ける。CGが6cmなので、HFは3cm。

(5)は平行四辺形と角の二等分線の利用。錯角を考えると三角形ABEも三角形DFCも二等辺三角形になる。よってFEは2cm。面積比は相似比の二乗であることを忘れない。

問3は規則性の問題。

1から4が繰り返し並んでいる。(1)は20枚目なら20÷4で割り切れるので、ちょうど4になる。(2)は1から4までのかたまりが幾つあるかと余りから計算する。

問4は確率の問題。

2つのさいころ。(1)2回投げてゴールに止まるので、2回の和が9ならばよい。(2)Gに止まるには、2回の和が7か11になればよい。

問5は二次関数の問題。

座標や直線の式を代入しつつ求める。(2)「2点間の長さは引き算」を覚えておこう。(3)は座標を文字で置いて長さを考えてゆく。AB=BCになればよい。

問6は連立方程式の文章題。

男子X人、女子Y人、全校生徒X+Y人。男子の運動部が80%なので、男子の文化部は残りの20%になる。

問7は図形の証明。円周角を用いて相似を示す。一つの角は同じ弧に対する円周角ですぐ示せるが、もう一つの角は中点連立定理から平行を示し、錯角を用いる。


次回は最後の診断。志望校も決まる頃になる。ここからの二週間あまりでどれだけ量をこなせるか、自分の学習と向き合えるかが勝負。今からでも計算は安定させることができるし、図形のやり方も覚えることができる。必死にがんばってゆこう。
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中学三年 総合第一回 学習の診断分析(英語編)

総合第 1 回 学習の診断分析


総合第 1 回の診断でした!さあ、私立高校の試験も終わり、そろそろ結果も返ってきます。さらに自己推薦や公立高校の試験も近づいてきています。残された時間を有効に使い、悔いの無い結果が残せるように頑張ってください。

ただ、がむしゃらに解くのは危険です。自分の得意分野の強化と、苦手分野の改善に上手く時間を振り分けて、効率よく得点を伸ばしていきましょう。

また焦りも禁物です。入試本番まではまだ時間があります。解けない問題が多いとしても、一問一問クリアできるように学習していきましょう。

問 1  リスニング問題

イラストに必要な情報を書き込むことや選択肢の簡単な意味を取ることなど、前回触れた点を実践してみたでしょうか。

入試本番では、リスニングの配点が 20 %ほど占めています。解き慣れれば重要な得点源に出来ますので、本番に向けて引き続き“耳”の訓練をしておきましょう。

問 2  共通問題

今回もすべてオーソドックスな問題が出ました。 (2) や (3) のような問題は、毎年入試に類題が出てきます。確実に得点につなげましょう。

問 3  選択問題

(1) 選択肢から、関係代名詞の問題であることがわかります。“ the boy ”が先行詞ですので、迷うことなく who を選んでください。

(2) 幾度となく触れてきましたが、 want 要注意です。 want to か want 人 to かの見分けは、主語の人物自身が望んでいるのか、別の人に望んでいるのかの違いです。

今回は“スミス氏に”歌ってもらうことを望んでいるので、イが正解になります。アとウは“自分が”歌うことを望み、エは“あなたに”歌ってもらうことを望む文になります。


(3) 関係代名詞の目的格が省略された形を答える問題でした。関係代名詞を使った文と、分詞を用いた文の違いを書き分けられるようにしておきましょう。

(4) 一見するとイも正解になりそうですが、セリフをしっかりと読みましょう。 B は“彼のものの大ファンだ。”と答えています。この場合、“彼のもの”とは“彼の作品”にあたります。よって正解はウになります。

(5) 間接疑問文であることと、受動態にも気付く必要もあります。一つの解答に 2つ , 3 つの文法が絡んでくることもありますので、早とちりせずに落ち着いて答えを見つけていきます。

(6) アとイに正解の可能性があります。最後の A のセリフに注目です。“ Sure. もちろん。”と答えていますので、イが正解であると分かります。

問 4  書き換え問題

(1) without を用いた文です。 without の後には動名詞が続きます。忘れないように。

(2) これも良く出るパターンです。 visit や first のように、同じような意味の文を作る時に、絶対必要になる語を元の文から見つけ出してください。

(3) 久しぶりに出た問題です。 food を something to eat に書き換えます。 something to food< にしないように。

(4) 元の文は、比較級を用いて最上級を表しています。このパターンは高校に入ってからかなり使うようになりますので、今のうちにおさえておきましょう。


問 5  並び替え問題

(1) 受け身の疑問文です。もしわからなくなったら、取り敢えず肯定文の並びを考えます。最後に be 動詞を疑問詞の後ろに移動させれば文が出来上がります。

(2) too 〜 to …を用いた文です。加えて to +動詞の原形も確実におさえておきましょう。

(3) be interested in の文です。 in の後には動名詞が来ます。前置詞+動名詞は、よく出てくる反面、忘れがちな表現です。覚えておくとかなり便利ですので、しっかり覚えましょう。

(4) have a good time を少し言い換えて、 have a wonderful time を作ります。選択肢が多くなると、色々な表現が作れますが、何が主語に続くのかをよく考えて正しい語順で並べていきます。

(5) 主語が this book 、つまり“本”であることがポイントです。“この本があなたに勉強の仕方を教えるでしょう。”という意味合いの文を作っていきます。

(6) help を用いた表現は、実は 1 年生のころからよく出てきていました。間違いやすい語順ですので注意が必要です。 help +人+ with で作ります。今回の問題であれば、 help his grandfather withhis work< になります。


問 6  文章並び替え

定石どおり、選択肢のラフな意味を取ります。

ア いいね。君は良い先生になれるよ。
イ ありがとう。他にすべきことある?
ウ 将来何になりたい?
エ わかった。やってみる。
オ 世界中の美術館訪ねてみたらどう?
カ 美術の先生になりたい。 3 年間美術学校の生徒です。
これらを自然な形の対話になるように並び替えましょう。


問 7  英作問題

イラスト系の英作です。 3 文以上 25 語以上で書きます。今回は代名詞の使用が条件でした。

A : Yuji は Anna に gift を買うために gift shop に行った。
B :彼はそこで yunomi を見つけ、それを買った。
C : Yuji は Anna にそれをあげた。 Anna はとても喜んだ。

この流れを英語に訳せれば、条件はクリアできます。


問 8  長文問題

なぜかボブ・マーリーがテーマでした。加えてポデモスという耳慣れない政党名も出てきましたので、戸惑ったかもしれません。

ただ、英語は世界基準の言語ですので、様々なテーマが扱われることを予想しておきましょう。

もちろん、馴染みのないテーマで読者を置いてきぼりにする問題は 100 %出ません。どこかにその説明が書いてくれています。落ち着いてそれを読み、“こんなこと知らないし”と簡単に投げ出すことがないように。

前回少し触れましたが、入試本番に向けて長文問題に慣れる必要があります。すべての問題が解けないにしても、記号問題等、取れそうな問題には時間と集中力を使って 1 点でも多く取れるようにチャレンジしていきましょう。



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